伊能忠敬は、江戸時代の商人・測量家である。寛政12年(1800年)~文化13年(1816年)の足かけ17年間、日本全国を測量し、当時の世界史上でも稀にみる精度で『大日本沿海輿地全図』を完成させた。 |
伊能忠敬は1745年、現在の九十九里町で生誕し、17歳のとき、佐原の商家伊能家に婿養子として迎えられる。 |
伊能忠敬は、江戸時代の商人・測量家である。寛政12年(1800年)~文化13年(1816年)の足かけ17年間、日本全国を測量し、当時の世界史上でも稀にみる精度で『大日本沿海輿地全図』を完成させた。 |
伊能忠敬は1745年、現在の九十九里町で生誕し、17歳のとき、佐原の商家伊能家に婿養子として迎えられる。 |
伊能家は、佐原での大きな商家として知られ、酒造業、運輸業、金融業を営んでいたが、忠敬の代になって大いに発展し、苗字帯刀を許されまでになった。 |
しかし、引退し隠居するまでの間は、実業である商家の仕事に明け暮れ、ある意味、本来の才能を発揮できなかった。50歳のおり、実業を引退する決意をし隠居するが、これを機に天文学のような学問を極めたいと念願する。 |
◆〔伊能忠敬〕のプロフィール。 |