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〔日本の偉人〕

〔ぬ〕で始まる日本の偉人



 〔ぬ〕で始まる偉人は、日本にも世界にもほとんど存在しない。当サイトで見つけたのは唯一、額田王(ぬかだのおおきみ)だけで、飛鳥時代の日本の皇族・歌人である。天武天皇の妃ともされている。

額田王



 額田王は、万葉集の表記が一般的で「額田王」となっているけれども、日本書紀では「額田女王王」「額田姫王」とも記され、薬師寺縁起では、「額田部姫王」とされています。

 日本書紀によれば、額田王は鏡王(かがみのおおきみ)の娘で天武天皇(大海人皇子)に嫁ぎ十市皇女(とおちのひめみこ)をもうけたとあります。鏡王という名称はこの文献以外には見つかっておりません。


 十市皇女の出生後に中大兄皇子(天智天皇)に寵愛されたという説もあるものの信ぴょう性には乏しいです。天智天皇は天武天皇の兄ですから、一種の三角関係があったとの想像も働きますが、定かな証拠はありません。

 俗説では、額田王が絶世の美人であったとされていますが、特別な証拠史料が存在していないので、確かな話ではありません。



〔ぬ〕で始まる偉人概要

〔ぬ〕で始まる偉人概要の説明。

額田王

 額田王は、飛鳥時代の日本の皇族・歌人で、天武天皇の妃とされています。万葉集や日本書紀などの史料により「額田女王王」や「額田姫王」「額田部姫王」とも記されています。

 日本書紀によれば、額田王は鏡王の娘とされています。

 俗説では、額田王が絶世の美人であったとされているが、確かな話ではありません。