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〔日本の偉人〕

額田王 (ぬかだのおおきみ)

 

 額田王は、飛鳥時代の日本の皇族・歌人で、天武天皇の妃とされている。万葉集や日本書紀などの史料により次のように様々に記されている。

 「額田女王」
 「額田姫王」
 「額田部姫王」


 更に、日本書紀によれば、額田王は鏡王の娘とされる。俗説では、額田王が絶世の美人であったとされているが、確かな話ではない。

 額田王は、万葉集に長歌三首、短歌九首の計十二首を残している。(重複する巻四の488番と巻八の1606番は一首と数える)。


あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
まみむめも
やゆよ
らりるれろ
わをん
 
〔ぬ〕で始まる日本の偉人

額田王
 
〔額田王:珠玉の名言〕
 

・秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の京の仮廬し思ほゆ

・熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな

・三諸の山見つつゆけ 我が背子がい立たたせりけむ厳橿が本

・あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る

 


偉人のプロフィール

〔額田王〕のプロフィール。

〔額田王〕

額田王の肖像・写真 
(出典:壬申の乱」の背景)
プロフィール
通称 〔通称〕
・額田王(ぬかたのおおきみ、ぬかたのきみ)

本名 〔本名〕
・額田王(ぬかたのおおきみ、ぬかたのきみ)

別名 〔別名〕
・額田女王(『日本書紀』)
・額田姫王(〃)
・額田部姫王(『薬師寺縁起』)

称号
時代 〔時代〕
・飛鳥時代

生誕 〔生誕〕不詳
〔生誕地〕
・大和国平群郡額田郷
(出雲国意宇郡の異説などもある。)

死没 〔死没〕不詳
〔没地〕
〔戒名〕
〔墓所〕

国籍 日本国
言語 日本語
居住地
学歴
職業 〔職業〕
・飛鳥時代の日本の皇族・歌人

分野 〔ジャンル〕
・皇族
・万葉集歌人

所属 〔皇族〕
・天武天皇の妃

業績 〔業績〕
・万葉歌人として、額田王は、万葉集に長歌三首、短歌九首の計十二首を残した。

作品 〔代表歌〕
・君待つとわが恋ひをればわが屋戸のすだれ動かし秋の風吹く(万葉集 巻4・488)

・熟田津(にきたつ)に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕(こ)ぎ出でな(万葉集 巻1・8)

受賞歴
名言 〔額田王の名言〕

・秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の京の仮廬し思ほゆ(万1-7)

(かな)あきののみくさかりふきやどれりしうじのみやこのかりほしおもほゆ
(通釈)秋の野の草を刈って、屋根に葺いて泊まった、宇治のみやこの仮小屋のことが懐かしく思い出されます。

・熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな(万1-8)

(かな)にきたつにふなのりせむとつきまてばしおもかなひぬいまはこぎいでな
(通釈)熟田津(にきたつ)で船に乗ろうと月の出を待っていると、潮も満ちてきました。さあ、今こそ漕ぎ出しましょう。

・三諸の山見つつゆけ 我が背子がい立たたせりけむ厳橿が本(万1-9)

(かな)みもろのやまみつつゆけ わがせこがいたたせりけむいつかしがもと
(通釈)今しばらく、懐かしい三輪の山を眺めつつお行きなさい。いとしいあの人がお立ちになっていた、あの山の麓の、神聖な樫の木のもとを。

・あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る

(かな)あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりはみずや きみがそでふる
(通釈)あかね色を帯びている、あの紫の草の野の御料地を行きながら、野の番人は見ていないかしら、あなたが手を振るのを

サイト
その他 〔俗説〕
 額田王が絶世の美人であったというのは小説などでは通説となっている。しかし額田王に関する記述はごく限られたものであり、その容貌について物語る史料があるわけではない。(筆者は、日本人の憧れ、あるいはロマンとして額田王はすばらしい美人だっとと信じたい。)