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〔日本の偉人〕

〔し〕で始まる日本の偉人

白川英樹

(しらかわ ひでき)



 白川英樹は、1936年、東京府出生の日本の化学者である。東京工業大学工学博士、筑波大学名誉教授、日本学士院会員であり、「導電性高分子の発見と発展」により、2000年にノーベル化学賞を受賞した。

 幼少時から家族と共に台湾に渡り、満州で成長したが、終戦後に帰国し高山に戻った。1957年に東京工業大学科学光学科に入学し、高分子物性を研究することになった。その後、「共重合体のブロック鎖に関する研究」で工学博士を取得した。


 白川英樹は、中学の卒業文集に「将来はプラスチックの研究をしたい」という作文を書いていたという。この夢が後年のノーベル化学賞受賞に結びついたともいえる。

 尚、白川英樹の祖父と、マラソン選手でQちゃんのニックネームで知られる高橋尚子の大祖母とは兄妹であり、高橋ははとこ姪(二従姪)に当たるという。


あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
まみむめも
やゆよ
らりるれろ
わをん

〔し〕で始まる日本の偉人

ジャイアント馬場
司馬遼太郎 志賀直哉
柴田勝家 十返舎一九
渋沢栄一 親鸞
聖徳太子 島崎藤村
島津久光 島木赤彦
島倉千代子 白瀬矗
白川英樹 東海林太郎
 
〔白川英樹:珠玉の名言〕
 

・化学は予期しないことが起きる。そこで独創性が問われると思います。

・偶然の結果でも『なぜ』という疑問を追究したことが新しい道を開いた。

・良く観察をする、ありのままを観ることは化学ばかりでなく科学全般を学ぶ上での基本である。

 

偉人のプロフィール

〔白川英樹〕のプロフィール。

〔白川英樹〕

白川英樹の肖像・写真 
(出典:wikipedia)

プロフィール
通称 〔通称〕
・白川 英樹(しらかわ ひでき)

本名 〔本名〕
・白川 英樹(しらかわ ひでき)

別名
称号 〔栄典〕
・文化功労者
・文化勲章

時代 〔時代〕
・昭和時代~平成時代

生誕 〔生誕〕1936年8月20日
〔生誕地〕東京府

死没
国籍 日本国
言語 日本語
居住地 〔居住地〕
・日本国
・台湾
・満州国
・アメリカ

学歴 〔学歴〕
・高山市立南小学校卒業
・高山市立第二中学校卒業
・岐阜県立高山高等学校卒業
・東京工業大学理工学部化学工学科

職業 〔職業〕
・日本の化学者
・東京工業大学工学博士
・筑波大学名誉教授
・日本学士院会員

分野 〔研究分野〕
・化学

所属 〔研究機関〕
・東京工業大学
・ペンシルベニア大学
・筑波大学

業績 〔業績〕
・導電性プラスチックの発見

作品 〔学位論文〕
 『共重合体中のブロック鎖に関する研究』

〔著作〕
 『合成金属-ポリアセチレンからグラファイトまで-』
 『化学に魅せられて』
 『私の歩んだ道 ノーベル化学賞の発想』
 『セレンディピティーを知っていますか』
 『大気を変える錬金術(白川英樹解説)』

〔共著〕
 『導電性高分子から何がみえるか』
 『何を学ぶか-作家の信条、科学者の思い-』
 『ノーベル賞受賞者との対話―中高校生の君たちへ』

受賞歴 〔受賞歴〕
・ノーベル化学賞
(導電性高分子の発見と発展)

・高分子学会賞
・高分子化学功績賞
・日本化学会特別顕彰

名言 〔白川英樹の名言〕

・ノーベル賞を受ける前も海外の幾つかの大学や研究機関からは、ポストの申し入れがありました。しかし、ノーベル賞をもらってからは、話が別です。日本の大学や研究機関からいっぱい話が来ています。「なんで今ごろ」だと言いたいです。

・化学は予期しないことが起きる。そこで独創性が問われると思います。

・科研費の受給者が研究成果を小中高校生に話す『ひらめきときめきサイエンス』も今年で10年です。子どもたちを大学に招き、大学はどういう所か、どんな研究をしているのか、解説し、自分でも一部を体験してもらう。本来なら科研費の中に社会貢献の項目を設け、受給者全員がやるべきです。研究する以上、社会に伝える。それは科学者の社会的責任であり、本当の意味で科学を大切にし、知の力で豊かな社会を築くうえで欠かせないからです。

・皆さん僕のことノーベル賞もらうくらいだから、秀才だ、秀才の中の秀才だ、と思うかもしれませんが、 僕は幼稚園から、小学校、中学校、高校と大学も含めていろんな学校を経験してるんだけども、その学校で一番になったこともないし、 秀才だって言われたこともないし、どちらかというと平均的なあまり目立たない生徒であり学生であったんです。

・学問では回り道も大切。

・基礎研究で自由に研究できる環境が失われつつある。

・偶然の結果でも『なぜ』という疑問を追究したことが新しい道を開いた。

・研究費を配分する政府も、成果を期待する社会も、本当の意味で理解しているのかどうか。

・今の若手が置かれた状況は心配です。大学では、3年や5年といった任期制のポストが増えています。実験室の立ち上げに1年、実験データを整理して論文を書くのに1年、論文を1本かけるか書けないか、そんなところで評価されてはたまりません。落ち着いて研究できないし、短期間で論文を書けるテーマしか選ばなくなります。独創的な研究は出にくくなると思います。

・私の場合は「出る杭は打たれる」というより放任されていた、無視されていたという感じですよ。

・私の分野では、実験をやる能力もかなり要求されるけれども、気分を変える能力もまた必要だと思います。

・自然に親しもう、本物に出会おう。

・自然の女神のベールは、はがしたと思ってもまた現れてくる。

・若い人はもっと挑戦の精神を持つことが大切だ。

・受賞したら、社会全般のことを聞かれるようになって大いに当惑しました。各分野に専門家がいるんだから、専門家に聞いてくださいと。でもそんなことはお構いなしです。

・人材の流動性重視より落ち着いて研究できる環境が大事。

・大きな役割を担ってきた国立大学で、自由に研究できる環境が失われつつある。そう危惧しています。

・大学の研究室もじゃんけんで負けて希望とは違うところだったし、ラジオを組み立てるのが好きだったから電子工学でも、植物栽培が好きだったので農学部でもよかったんです。何にでも興味があり、いろいろな経験をした。そうしたことが後につながりました。

・定年退職したとき、まっさきに思ったのは、給料も研究費もすべて税金、社会から支援してもらったのだから、社会に応えるのが真っ当ではないか、ということでした。

・日本の科学技術を育てようと思ったら、大学レベルでは遅い、義務教育が重要で20人学級にすべきだ、とも主張しました。

・日本はノーベル賞で騒ぎすぎです。科学者にとって最高の栄誉だとは思いますが、ほかにも、たとえば日本独自の日本国際賞や京都賞、日本学士院賞も朝日賞もあります。どれも同じくらい素晴らしい賞なのに小さな記事にしかなりませんね。落差が大き過ぎます。

・日本は発想がない民族ではないが、つぶす風土がある。

・良く観察をする、ありのままを観ることは化学ばかりでなく科学全般を学ぶ上での基本である。

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