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〔日本の偉人〕

川端康成 (かわばた やすなり)

 

 川端康成は、大阪府大阪市北区此花町出身の小説家である。川端康成は、幼くしてほとんど全ての近親者を亡くして育ったが、中学2年のとき作家を志すようになる。17歳の頃に『京阪新報』に小作品、『文章世界』に短歌を投稿するようになる。

 1924年、東京帝国大学文学部国文科卒業後、横光利一、今東光ら14人とともに同人雑誌『文藝時代』を創刊し、そこに『伊豆の踊子』などを発表、新感覚派の代表的作家として活躍するようになる。



 1968年、日本人初めてのノーベル文学賞を受賞した。1972年(昭和47年)4月16日、満72歳で自殺したが、遺書は残っていなかった。彼の主な作品には『伊豆の踊子』や『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』『古都』などがある。


偉人のプロフィール

〔川端康成〕のプロフィール。

〔川端康成〕

川端康成の写真 
(出典:wikipedia)

プロフィール
通称 川端 康成(かわばた やすなり)
本名 川端 康成(かわばた やすなり)
別名

〔異名〕奇術師

受賞歴
時代 明治時代~昭和時代
生誕

〔生誕〕1899年6月14日(明治32年)
〔生誕地〕
・大阪府大阪市北区此花町1丁目79番屋敷(現・大阪市北区天神橋1丁目16-12)
・育ちは大阪府三島郡豊川村大字宿久庄小字東村11番屋敷(現・茨木市宿久庄1丁目11-25)

死没 〔死没〕1972年4月16日(昭和47年)(72歳没)
〔死没地〕神奈川県逗子市小坪 逗子マリーナ
〔墓所〕鎌倉霊園
国籍 日本国
言語 日本語
居住地
学歴 〔学歴〕
・東京帝国大学国文学科卒業(文学士)
職業 〔職業〕
・日本の小説家
・文芸評論家
分野 〔文筆主題〕
・無垢な生命への讃仰・抒情・魔界
・自他一如・万物一如・アニミズム
・生と死の流転・幽玄・心霊
・日本の美の伝統・もののあはれ

〔活動期間〕1919年 - 1972年
所属 〔文学活動〕
・新感覚派
・新興芸術派
業績 〔業績〕
・大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学の頂点に立つ作家の一人。

・大学時代に菊池寛に認められ文芸時評などで頭角を現した後、横光利一らと共に同人誌『文藝時代』を創刊。

・西欧前衛文学を取り入れ、新感覚派作家を志し、詩的、抒情的作品、浅草物、心霊・神秘的作品などの作品を残した。

・死や流転、伝統美、魔界、幽玄、妖美な世界観を確立させ、日本文学史に燦然とかがやく名作を遺した。

・日本人として初のノーベル文学賞も受賞した。受賞講演で日本人の死生観や美意識を世界に紹介した。

・日本ペンクラブや国際ペンクラブ大会で尽力した。
作品 〔代表作〕
 『伊豆の踊子』
 『抒情歌』
 『禽獣』
 『雪国』
 『千羽鶴』
 『山の音』
 『眠れる美女』
 『古都』

〔処女作〕
 『ちよ』
 『招魂祭一景』
 『十六歳の日記』

〔小説・自伝作品〕
 『ちよ』
 『ある婚約』
 『招魂祭一景』
 『油』
 『一節』
 『湯ヶ島での思ひ出』
 『林金花の憂鬱』
 『精霊祭』
 『男と女の荷車』
 『会葬の名人』
 『南方の火』
 『日向』
 『篝火』
 『生命保険』
 『弱き器』
 『火に行く彼女』
 『鋸と出産』
 『バッタと鈴虫』
 『非常』
 『髪』
 『港』
 『金糸雀』
 『写真』
 『白い花』
 『月』
 『落葉と父母』
 『十七歳の日記』
 『青い海黒い海』
 『二十年』
 『朝鮮人』
 『お信地蔵』
 『滑り岩』
 『万歳』
 『有難う』
 『白い満月』
 『伊豆の踊子』
 『白い靴』
 『母』
 『心中』
 『龍宮の乙姫』
 『処女の祈り』
 『霊柩車』
 『雀の媒酌』
 『恋を失ふ』
 『神います』
 『帽子事件』
 『屋上の金魚』
 『祖母』
 『大黒像と駕籠』
 『彼女の盛装』
 『蚕女』
 『犠牲の花嫁』
 『五月の幻』
 『女』
 『恐ろしい愛』
 『歴史』
 『学窓ロマンス』
 『美しい!』
 『梅の雄蕊』
 『柳は緑 花は紅』
 『結婚なぞ』
 『暴力団の一夜』
 『馬美人』
 『百合の花』
 『処女作の崇り』
 『神の骨』
 『海の火祭』
 『薔薇の幽霊』
 『盲目と少女』
 『死者の書』
 『母国語の祈祷』
 『故郷』
 『叩く子』
 『秋思ふ春』
 『笑はぬ男』
 『貧者の恋人』
 『美しき墓』
 『級長の探偵』
 『日本人アンナ』
 『死体紹介人』
 『顕微鏡怪談』
 『踊子旅風俗』
 『温泉宿』
 『浅草紅団』
 『花のある写真』
 『水族館の踊子』
 『鶏と踊子』
 『針と硝子と霧』
 『縛られた夫』
 『白粉とガソリン』
 『浅草日記』
 『水晶幻想』
 『落葉』
 『父母への手紙』
 『抒情歌』
 『雨傘』
 『喧嘩』
 『化粧』
 『妹の着物』
 『それを見た人達』
 『浅草の九官鳥』
 『浅草に十日ゐた女』
 『化粧と口笛』
 『慰霊歌』
 『浅草の姉妹』
 『二十歳』
 『開校記念日』
 『寝顔』
 『夏の宿題』
 『禽獣』
 『学校の花』
 『散りぬるを』
 『キャラメル兄弟』
 『薔薇の家』
 『南方の火』
 『虹』
 『水上心中』
 『浅草祭』
 『扉』
 『姉の和解』
 『雪国』
 『舞姫の暦』
 『田舎芝居』
 『童謡』
 『イタリアの歌』
 『花のワルツ』
 『むすめごころ』
 『父母』
 『夕映少女』
 『女性開眼』
 『乙女の港』
 『牧歌』
 『高原』
 『金塊』
 『花日記』
 『故人の園』
 『美しい旅』
 『母の読める』
 『旅への誘ひ』
 『正月三ヶ日』
 『母の初恋』
 『女の夢』
 『ほくろの手紙』
 『夜のさいころ』
 『燕の童女』
 『夫唱婦和』
 『日雀』
 『子供一人』
 『ゆくひと』
 『年の暮』
 『寒風』
 『朝雲』
 『名人』
 『父の名』
 『故園』
 『夕日』
 『ざくろ』
 『東海道』
 『十七歳』
 『わかめ』
 『小切』
 『さと』
 『水』
 『女の手』
 『挿話』
 『再会』
 『さざん花』
 『生命の樹』
 『夢』
 『再婚者の手記』
 『少年』
 『南方の火』
 『足袋』
 『手紙』
 『かけす』
 『夏と冬』
 『生きてゐる方に』
 『しぐれ』
 『住吉物語』
 『千羽鶴』
 『骨拾ひ』
 『山の音』
 『天授の子』
 『水晶の玉』
 『虹いくたび』
 『笹舟』
 『卵』
 『地獄』
 『蛇』
 『舞姫』
 『たまゆら』
 『岩に菊』
 『日も月も』
 『富士の初雪』
 『川のある下町の話』
 『無言』
 『波千鳥』
 『水月』
 『みづうみ』
 『東京の人』
 『離合』
 『ある人の生のなかに』
 『故郷』
 『雨だれ』
 『女であること』
 『風のある道』
 『弓浦市』
 『並木』
 『眠れる美女』
 『匂ふ娘』
 『美しさと哀しみと』
 『古都』
 『秋の雨』
 『手紙』
 『隣人』
 『木の上』
 『乗馬服』
 『人間のなか』
 『かささぎ』
 『片腕』
 『不死』
 『月下美人』
 『地』
 『白馬』
 『雪』
 『たんぽぽ』
 『めづらしい人』
 『たまゆら』
 『髪は長く』
 『竹の声 桃の花』
 『隅田川』
 『雪国抄』

受賞歴 〔主な受賞歴〕
・文芸懇話会賞
・菊池寛賞
・日本芸術院賞
・野間文芸賞
・ゲーテ・メダル
・芸術文化勲章
・文化勲章
・毎日出版文化賞
・ノーベル文学賞
 (受賞理由:日本人の心の精髄を、すぐれた感受性をもって表現、世界の人々に深い感銘を与えたため)

・贈正三位勲一等旭日大綬章
名言 〔川端康成の名言〕

・あの作品は睡眠薬を飲んで書いたから、私にも訳わからないんですよ。

・いかに現世を厭離するとも、自殺は悟りの姿ではない。いかに徳行高くとも自殺者は大聖の域に遠い。

・ささいなことが私たちを慰めるのは、ささいなことが私たちを悩ますからだ。

・たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。

・一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば、自分の幸福なのだ。

・一輪の花は百輪の花よりもはなやかさを思わせるのです。

・画竜点睛といってね、婚も確かに点睛の一つだよ。夫を持ったり、子供を持ったりする度に、人間の心の眼は開けてゆくものだよ。

・犠牲を清らかならしめよ。自分を犠牲にした者は、自分を犠牲にしたことを忘れるのが、美しい犠牲の完成なのだ。

・健全な愛は健全な人にしか宿らないものだよ。

・死んだ時に人を悲しませないのが、人間最高の美徳さ。

・自分の年とってゆくのを忘れさせてくれるのは子供しかないってことは、あらゆる生物の楽しい悲劇ですよ。

・人間は、みんなに愛されているうちに消えるのが一番だ。

・誰にもかれにも、同じ時間が流れていると思うのはまちがいだ。

・男が家庭を持ちたいってのは、思い切り阿呆になれる場所がほしいからだ。

・二人の結婚は美しかった。なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。二人の離婚もまた美しかった。なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。

・日本の子供には、もっと孤独を教えないと、思想は生まれませんね。

・夫を持ったり、子供を持ったりするたびに、人間の心の眼は開けてゆくものだよ。

・夫婦というものは、どこか親子だよ。時には亭主が父親のつもりになったり、時には細君が母親のつもりになったり。それでないと上手くゆかない。

・別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。

・忘れるにまかせるということが結局最も美しく思い出すということなんだ。

・僕は生きている方に味方するね。きっと人生だって、生きている方に味方するよ。

・霊魂が不滅であるという考え方は、生ける人間の生命への執着と死者への愛着とのあらわれでありましょう。

・騙されないで人を愛そう、愛されようなんてずいぶん虫のいいことだ。

サイト
その他 ・川端は新人発掘の名人ともいわれ、多くの新人作家を発掘し、後援した。
 北條民雄
 佐左木俊郎
 武田麟太郎
 藤沢桓夫
 山川彌千枝
 豊田正子
 岡本かの子
 中里恒子
 三島由紀夫

・茶器や陶器、仏像や埴輪、俳画や日本画などの古美術品の蒐集家としても有名であり、そのコレクションは美術的価値が高いとされる。