山田方谷は、幕末期の儒家で陽明学者である。陽明学と朱子学を学び、それぞれの利点と欠点を会得したとされる。
山田家は元は清和源氏ゆかりの武家なるも、彼の出生の時代には百姓として生計をたてていた。 5歳にして新見藩の儒学者、丸川松隠に学び20歳で士分に取立てられ、藩校の筆頭教授となる。 藩政に参加し、幕末期に滅亡寸前の藩を立て直した。方谷は「理財論」および「擬対策」を唱え藩政改革を成功させたのである。
◆〔山田方谷〕のプロフィール。
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