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〔日本の偉人〕

利根川進 (とねがわ すすむ)

 

 利根川進は、愛知県名古屋市生まれの生物学者である。東京都立日比谷高等学校を卒業後、京都大学理学部化学科、同大学院理学研究科に進み、同大学ウイルス研究所の渡辺格に師事したが、渡辺の薦めにより分子生物学研究のためにカリフォルニア大学サンディエゴ校へと留学する。

 カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了しPh.D.を取得、米ソーク研究所・ダルベッコ研究室でポスト・ドクター研究員になるなどして研究を重ねる。1987年、免疫グロブリンの特異な遺伝子構造を解明した功績によりノーベル生理学・医学賞を受賞した。


 基本的な専門分野は、分子生物学と免疫学分野であるが、最近では脳科学や神経科学にもおよび、Cre-loxPシステムを用いた遺伝子ノックアウトマウスの行動解析等による研究で成果を出している。

 現在、マサチューセッツ工科大学教授、ハワード・ヒューズ医学研究所研究員、理化学研究所脳科学総合研究センターセンター長、理研-MIT神経回路遺伝学研究センター長等も兼任している。


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〔と〕で始まる日本の偉人

朝永振一郎 東郷青児
東郷平八郎 東條英機
徳川家康 徳川吉宗
徳川光圀 徳田秋声
徳富蘇峰 豊臣秀吉
豊田喜一郎 豊田佐吉
利根川進
 
〔利根川進:珠玉の名言〕
 

・新しい技術の発展には、それが誤用される危険性もついて回ります。

・分子生物学や細胞生物学によって、感情、認知、行動などの生理現象を説明できるレベルに到達しなければなりません。

・意識、創造力、数学、言語といった我われ人間だけがもつ能力を解明する必要があります。

・親が充実した人生を送っていれば、子供はそれを見て育つ。

 


偉人のプロフィール

〔利根川進〕のプロフィール。

〔利根川進〕

利根川進の肖像・写真 
(出典:YRI読売新聞調査研究本部)
プロフィール
通称 〔通称〕
・利根川 進(とねがわ すすむ)

本名 〔本名〕
・利根川 進(とねがわ すすむ)

別名
称号 〔称号〕
・文化勲章受勲
・京都大学名誉博士

時代 〔時代〕
・昭和時代~平成時代

生誕 〔生誕〕1939年9月5日(昭和14年)
〔生誕地〕

死没
国籍 日本国
言語 日本語
居住地 〔居住〕
・日本
・アメリカ合衆国
・スイス

学歴 〔学歴〕
・京都大学
・カリフォルニア大学サンディエゴ校
(カリフォルニア大学サンディエゴ校Ph.D.)

職業 〔職業〕
・日本の生物学者
分野 〔研究分野〕
・分子生物学

所属 〔研究機関〕
・京都大学
・カリフォルニア大学サンディエゴ校
・ソーク研究所
・バーゼル免疫学研究所
・マサチューセッツ工科大学
・理化学研究所脳科学総合研究センター

業績 〔業績〕
・抗体生成の遺伝的原理の解明

作品 〔著作〕
 『私の脳科学講義』

〔共著〕
 『生命に挑む 利根川進・花房秀三郎の世界 ―官・学識者が紙上討論!―』
 『精神と物質 ―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか―』
 『脳の中身が見えてきた』

受賞歴 〔受賞歴〕
・第五十三回朝日賞
・ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞(コロンビア大学)バーバラ・マクリントックと共同受賞
・ガードナー国際賞
・ロベルト・コッホ賞
・アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
・ノーベル生理学・医学賞を受賞
(多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明)
・新潮学芸賞
(立花隆との共著『精神と物質-分子生物学はどこまで謎を解けるのか』)

名言 〔利根川進の名言〕

・Artificial Intelligenceの世界には、2045年問題というのがあって、あと30年もするとコンピューターは人間よりも高度な感情を持つようになると言われている。

・若ければ若い分だけ変化しやすくて、年を取ってくるとPlasticity(可塑性)は失われていくんだよね。だから、小さいうちから多言語の刺激を入れてあげたほうが、習得は早い。

・若ければ若い分だけ変化しやすくて、年を取ってくるとPlasticity(可塑性)は失われていくんだよね。だから、小さいうちから多言語の刺激を入れてあげたほうが、習得は早い。

・脳は、Plasticity(可塑性)といって、学習や経験を通じて脳のProportionが変化するという特徴がある。モノリンガルとバイリンガル、マルチリンガルではこのPlasticityのおかげで脳の形が変わってくる。

・(英語の勉強法)一番いいのは、薄いのでもいいから本を読むことじゃないかな。

・サイエンスの世界ではもう英語なしでは、研究もできないでしょう。僕のところにもたまにアラビア語とかでメールがくるけど、何書いてあるかわからないから、当然返信しないよね。

・日本はムラ社会だから、この人が何をしたかという実績よりも、どこにいるのかで人が評価される。そうすると「東大の教授になる」ということがゴールになっちゃう。

・MITを見ていても、日本の学部生は1学年に1人くらいしかいない。本当に少ない。

・自分がやりたいことが、アメリカに来ないと出来なかった。日本で研究をしたくても、分子生物学っていう分野はアメリカでしかやってなかった。

・差別はどこにでもある。AmericanがNon-Americanを差別したり、ユダヤ人がNon-ユダヤ人を差別したり。性別による差別。卒業大学による差別。別に日本人だからって特別差別されるわけではない。

・(英語が)通じなければ何度も言えばいいことだし、通じなくても構わない相手なら通じなくてもいいし、そうでなければ通じないで困るのは相手じゃないか。

・私は、いつも『世界一の生化学者になってやる』と考えていて、それを実現することに忙しかった。あまり文化の違いとか、つまらないことを考えている暇はなかった。

・カルチャーショックになるのは、ちゃんと目的をもっていないからじゃないのか。目的があれば、日々その目的をどうやって達成するか、ということに忙しいはずから、カルチャーショックなんて考えている暇はないと思う。

・日本の大学ではいまだに学部や学科の壁が、学際的な脳研究の推進を阻む壁になっています。日本が世界の脳研究の先頭に立とうとするなら変革が必要です。

・回復させるべき脳の領域にターゲットを絞った精神・神経疾患の治療法を可能にする二つの研究領域があります。幹細胞移植と脳深部刺激です。

・科学者として、私たちは研究成果がどう応用されるかについて敏感になり、倫理の一線を越えないようにしなければなりません。

・私たちが新たに開発する技術がもたらす利益と、それが誤用される可能性について、政治家や議員はもちろん、一般の人々とも対話を積極的に進める必要があります。

・われわれ科学者は、自分たちの成果がどういう結果につながる可能性があるのか、もっと高い意識を持たなければなりません。

・新しい技術の発展には、それが誤用される危険性もついて回ります。

・神経・精神疾患の治療法はまちがいなく進歩すると私はみています。しかし研究計画でしばしば説明されているような短いタイムスケールでは達成できないでしょう。

・アルツハイマー病の新薬開発に関する研究は受け入れられやすい。しかし、まず健康な脳がどのように働いているかを理解した上で、アルツハイマー病のような神経疾患脳で起きている問題を理解しなければ、新薬の開発にはつながりません。

・ヒトの脳内にある個々のニューロンの活動を計測できるような脳イメージング技術が開発されれば、それらの神経活動がどのように認知や行動につながるのか解明できるはずです。。

・MRIをはじめとする現在のイメージング技術は、神経回路の構造や経路と脳機能をリンクさせる程度の解像度であり、今がまさに革新的な脳イメージング技術を生み出す時機にあると私は考えます。

・分子生物学や細胞生物学によって、感情、認知、行動などの生理現象を説明できるレベルに到達しなければなりません。

・現在の脳科学は、複雑な脳ネットワーク内に存在する特定の回路の機能を、ようやく理解し始めた段階にあります。

・意識、創造力、数学、言語といった我われ人間だけがもつ能力を解明する必要があります。

・ヒトの脳のはたらきを理解するには、モデル動物で解明される脳の基本プロセスが、ヒトの認識や行動へどう結びつくかを理解しなければなりません。

・神経科学はまだ歴史が浅く、脳、特にヒトの脳がどのように機能しているかについては、まだほとんどわかっていません。

・人間が科学を進めている原動力は、人間の好奇心にあり、それを爆発的に推し進める原動力にある。

・大切なことは問題を見つける能力、それを諦めずに解決する能力、それ自体を楽しめる能力、そして、柔軟性。

・よく言うことなんだけど、非常に楽観的な人がサイエンスに向いていると思うのです。色々難しいことがあっても簡単に滅入らない人、諦めない人。

・何かを発見するということは、努力の積み重ねでできるというものじゃないんです。結局は、運とセンス。

・科学者の研究なんてね、大部分、間違ったことをやってるんです。

・選択するということは優先度をつけることであり、エネルギーの分散を極力避けることである。

・何をやるかより、何をやらないかが大切だ。捨てることが、熱意を生み出す。

・人生にとってもっとも大切なのは、重要なこと意外は切り捨てること。優先順位の決め方をあやまると、限りある時間と労力を無駄にすることになる。

・親が充実した人生を送っていれば、子供はそれを見て育つ。

・自分を本当に納得させることができれば、人を納得させることは簡単である。

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