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〔日本の偉人〕

〔よ〕で始まる日本の偉人

吉野彰

(よしの あきら)



 吉野彰は、電気化学を専門とする日本のエンジニアで研究者である。大阪大学博士、旭化成名誉フェロー。携帯電話やパソコンなどに用いられるリチウムイオン二次電池の発明者の一人として、2019年のノーベル化学賞を受賞した。

 アメリカに国籍を移籍した人も含めて、日本人として27人目のノーベル賞受賞者となった。日本人の化学賞受賞者としては、8人目である。


 2019年10月9日、スウェーデン王立科学アカデミーは、2019年のノーベル化学賞を、旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)、および、米テキサス大学のジョン・グッドイナフ教授(97)、米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校のスタンリー・ウィッティンガム卓越教授の3氏に授与すると発表した。

 吉野彰はじめ、他の2名は、スマートフォンや電気自動車に搭載するリチウムイオン電池の開発で偉大な功績を挙げ、ITをはじめ産業の発展に貢献したことで、全世界の人々の生活に夢を与えた。



偉人のプロフィール

〔吉野彰〕のプロフィール。

〔吉野彰〕

吉野彰の肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)
プロフィール
通称 〔通称〕
・吉野 彰(よしの あきら)

本名 〔本名〕
・吉野 彰(よしの あきら)

別名
称号 〔称号〕
・旭化成 名誉フェロー

時代 〔時代〕
・昭和時代~平成時代~令和時代

生誕 〔生誕〕1948年1月30日(昭和23年1月30日)
〔生誕地〕大阪府大阪市

死没 〔死没〕
〔没地〕
〔墓所〕

国籍 日本国
言語 日本語
居住地 〔居住〕



学歴 〔学歴〕
・京都大学、大阪大学

〔学位〕
・大阪大学(工学博士)

職業 〔職業〕
・日本の化学者

分野 〔研究分野〕
・電気化学
・二次電池、リチューム・イオン電池

〔学会〕
・日本化学会
・電気化学会
・高分子学会
・Electrochemical Society

所属 〔経歴〕
・エイ・ティーバッテリー技術開発担当部長

・旭化成
  ・イオン二次電池事業推進室・室長
  ・吉野研究室・室長
  ・リチウムイオン電池材料評価研究センター
  ・理事長

・名城大学大学院理工学研究科・教授

業績 〔主な業績〕
・リチウムイオン電池の開発

作品 〔書籍〕
 『リチウムイオン電池物語』
 『NHKカルチャーラジオ 科学と人間 電池が起こすエネルギー革命』
 『リチウムイオン電池が未来を拓く』
 『リチウムイオン二次電池の電極・電池材料開発と展望』
 『二次電池材料の開発』

受賞歴 ・化学技術賞(日本化学会)(1999年)
・Technical Award of Battery Division(米国電気化学会)(1999年)
・市村産業賞功績賞(新技術開発財団)(2001年)
・関東地方発明表彰文部科学大臣発明奨励賞(発明協会)(2001年)
・全国発明表彰文部科学大臣発明賞(発明協会)(2002年)
・文部科学大臣賞科学技術功労者(文部科学省)(2003年)
・山崎貞一賞(材料科学技術振興財団)(2011年)
・IEEE Medal for Environmental and Safety Technologies(米国IEEE)(2012年)
・グローバルエネルギー賞(ロシア)(2013年)
・加藤記念賞(2013年)
・チャールズ・スターク・ドレイパー賞(全米技術アカデミー)(2014年)
・日本国際賞(国際科学技術財団)(2018年)
・中日文化賞(2018年)
・欧州発明家賞 非欧州部門 (欧州特許庁)(2019年)
・ノーベル化学賞(スウェーデン王立科学アカデミー)(2019年)
・Global Energy Prize(グローバルエネルギー協会・ロシア)(2019年)

名言

サイト 〔公式サイト〕
・リチウムイオン電池の発明者・吉野 彰 理工学研究科教授

その他