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〔日本の偉人〕

益川敏英 (ますかわ としひで)

 

 益川敏英は、愛知県名古屋市中川区生まれの理論物理学者で、専門は素粒子理論である。益川敏英は、名古屋大学で坂田昌一研究室に所属し「粒子と共鳴準位の混合効果について」という博士論文で理学博士号を取得した。

 京都大学理学部で助手をしていた時代の1973年に、坂田研究室の後輩である小林誠と共に〔ウィーク・ボゾンとクォークの弱い相互作用に関するカビボ・小林・益川行列〕という概念を発表した。世にいう〔小林・益川理論〕である。2008年、この功績により小林誠とともにノーベル物理学賞を受賞した。


あいうえお
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬねの
はひふへほ
まみむめも
やゆよ
らりるれろ
わをん
 
〔ま〕で始まる日本の偉人

益川敏英 間宮林蔵
松井秀喜 松下幸之助
松田優作 松尾芭蕉
松尾和子 松平定信
松本清張 正岡子規
前田青邨
 
〔益川敏英:珠玉の名言〕
 

・科学にロマンを持つことが非常に重要。あこがれを持っていれば勉強しやすいが、受験勉強で弱くなっている。

・科学者というのは放っておいたら自分の研究をしているのが一番楽しい。

・ノーベル賞を授与された研究は、人類の発展のためにも殺人兵器にも使用可能という両刃(もろは)の技術といっていいのです。

 

 京都大学名誉教授を授与され、名古屋大学特別教授・素粒子宇宙起源研究機構長、京都大学基礎物理学研究所所長、日本学術会議会員を歴任した。


偉人のプロフィール

〔益川敏英〕のプロフィール。

〔益川敏英〕

益川敏英の肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)
プロフィール
通称 〔通称〕
・益川 敏英(ますかわ としひで)

本名 〔本名〕
・益川 敏英(ますかわ としひで)

別名
称号 〔称号〕
・文化功労者
・文化勲章
・京都名誉市民
・名古屋市科学館名誉館長

時代 〔時代〕
・昭和時代・平成時代

生誕 〔生誕〕1940年2月7日(昭和15年)
〔生誕地〕愛知県名古屋市中川区

死没
国籍 日本国
言語 日本語
居住地 〔居住〕
・日本

学歴 〔学歴〕
・名古屋大学理学部博士課程

職業 〔職業〕
・物理学者

分野 〔研究分野〕
・物理学
・理論物理学
・素粒子物理学

所属 〔研究機関〕
・名古屋大学
・京都大学
・東京大学
・京都産業大学

業績 〔業績〕
・CKM行列の導入
・小林・益川理論の提唱

作品 〔著作〕
 『現代の物質観とアインシュタインの夢』
 『いま、もう一つの素粒子論入門』
 『科学にときめく ノーベル賞学者の頭の中』
 『学問、楽しくなくちゃ』
 『益川流「のりしろ」思考』
 『15歳の寺子屋 「フラフラのすすめ」』
 『益川博士のつぶやきカフェ』
 『素粒子はおもしろい』
 『科学者は戦争で何をしたか』
 『僕がノーベル賞をとった本当の理由―子ども時代のすごしかた』
 『益川博士のロマンあふれる特別授業 子どもたちに、伝えておきたいこと』

受賞歴 〔受賞歴〕
・第25回仁科記念賞「基本粒子の模型に関する研究」

・第1回J.J.サクライ賞
・第75回日本学士院賞「六元クオーク模型の提唱」。
・朝日賞
・第48回中日文化賞
・欧州物理学会2007年度高エネルギー・素粒子物理学賞
・ノーベル物理学賞
(受賞理由:「小林・益川理論」による物理学への貢献)

名言 〔益川敏英の名言〕

・(ノーベル賞受賞は)大してうれしくない。36年前の過去の仕事ですから。研究者仲間が理論を実験し、あれで正解だったよ、と言ってくれるのが1番うれしい。

・我々は科学をやっているのであってノーベル賞を目標にやってきたのではない。

・(ノーベル賞は)世俗的な物。

・南部先生に(ノーベル賞を)とっていただいたことが一番うれしい。アイデアマンで、我々に注意喚起してくれる。大変尊敬している。

・科学にロマンを持つことが非常に重要。あこがれを持っていれば勉強しやすいが、受験勉強で弱くなっている。

・(若い人が物理学に興味を持ってもらえるようなメッセージをと聞かれ)我々の仕事が多少なりとも役に立てば光栄なこと。

・21世紀のいま、戦争を回避しようという人間の理性はどんどん希薄になっているように感じます。

・私は科学者の端くれとして、戦争に利用されたくはないし、加担したくもありません。戦争で殺されるのも嫌だけど、もっと嫌なのは自分が殺す側に回ることです。

・科学者というのは放っておいたら自分の研究をしているのが一番楽しい。

・私は科学者の社会的責任という言葉はあまり好きじゃないんです。科学者であるがゆえに自動的に社会的責任が発生する、というようなニュアンスに受け取れるからです。

・いつの時代でもそうですが、民衆はそれほどバカじゃない。とことん追い詰められたら十分立ち上がってくれる。

・本業をやっているときに、本業ばかり突き詰めてやっても効率が上がるかといったら、そうでもないんです。だから、もう少し肩の力を抜いて、まともに考えたほうがいいと思います。

・ノーベル賞を授与された研究は、人類の発展のためにも殺人兵器にも使用可能という両刃(もろは)の技術といっていいのです。

・戦争のことを話すことが私に課せられた責任だと思っていました。おそらく自分が戦争の記憶がある最後の年代でしょう。それが何度も戦争のことを話す理由の一つになっています。

・本をたくさん読むこと。世の中の多くの考えと解釈が分かれば思考の幅が広がる。

・価値観というのは経験の総体として作られるものだが、経験が違えば価値観も違うほかない。

・問題を認識すれば人間は必ず困難を乗り越えるものと決まっている。そんな点で若者たちは同僚、友達と徹底的に討論して論争をしなければならない。

・10年、20年の枠で見れば“逆流”があるかもしれないが、30年単位で見れば世界は進歩している。

・前を眺める力が何より必要だ。“時間”という概念に振り回されない価値観を持ち、それに合わせて判断する必要がある。

・私たちには資源がないから科学で立ち上がるしかない。“科学立国”を叫んだ時だった。

・ノーベル賞は20~30年前の業績が認められることだ。検証するのにそれだけ時間がかかり、今になって評価を受けるものだ。

・賞というのは与える方や受ける方が同等ではなければならないはずなのに、ノーベル賞の場合には『あなたに決まりました。10分後に記者会見します』と、こちらからは何も言えないような一方的な通報だった。

・論文を書くときには世界で1番じゃないと論文じゃないんです。1位を取るぞという目標があるから研究者も寝ずに頑張るんですね。2位でもいいぞといった時点で科学は成り立たなくなる。

・勉強という言葉には苦しみを強いる意味があって私は大嫌い。

・すぐに役立つという目先で利益追求したのでは見つからないのが科学なのです。

・目標は、苦しくても決して下ろしてはいけない。

・出来の悪い子でしたよ、私は。授業は聞かない、宿題はしない、怒られても反省しない。

・楽しくなければ情熱を持ってできるわけがない。

・学者になるのも一つの道だが、人生にはいろんなことがある。努力を惜しみなく傾注できる道を発見してください。

・勉強でも運動でも趣味でもなんでもいいので、他の人に負けない誇りに思える何かを見つける手助けをしてあげて欲しいと思います。

・研究者が「面白い」と思うことをベースに研究するころが非常に重要です。

・今の世は勉強した知識を楽しむ余裕がないでしょう。『考える』のではなく『暗記する』ことに重点が置かれている。

・学習とは「何がおもしろいかに気づくこと」であり「楽しいと思えることが才能」。

・(日本の親は)教育熱心ではなくて、結果熱心である。

・小学生は理科が好きですよね。それ以降嫌いになっていくということは、面白くなくなるように教育しているということでしょう。僕は『教育汚染』と言っているんですよ。

・試験のシステムは複雑化しすぎです。もっとシンプルでいいはず。

・アメリカの自然科学の分野でも、『研究者』は少なくなり、お金が儲かる仕事へ流れている。日本も同様です。

・恩師の坂田昌一先生は自分のことを「先生」ではなく「さん」で呼ぶように言っていました。理論物理学の世界は、堂々と議論をするためには対等でなければいけないからです。「先生」と呼んでいたのでは学生は反論がしにくい。「先生」も生徒を意識し、正しい議論ができなくなります。

・近年ノーベル賞受賞者が多数出ているからといって、現在の日本の科学の現状が万万歳ということにはならない。

・科学にロマンを持つことが非常に重要。

・我々は科学をやっているのであってノーベル賞を目標にやってきたのではない。

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