華岡青洲は、宝暦10年(1760年)華岡直道の長男として紀伊国那賀郡名手荘西野山村で生まれた、江戸時代の外科医である。世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させたことで知られている。 |
華岡青洲は、宝暦10年(1760年)華岡直道の長男として紀伊国那賀郡名手荘西野山村で生まれた、江戸時代の外科医である。世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させたことで知られている。 |
青洲は、天明5年(1785年)、父・直道の後を継いで開業する。手術での患者の苦しみを和らげ、人命を救いたいと考え、麻酔薬の研究を始める。 |
文化元年10月13日(1804年11月14日)、大和国宇智郡五條村の藍屋勘という60歳になる女性に対し、通仙散による全身麻酔下での乳癌の摘出手術を行い成功した。世界で初めての全身麻酔薬を用いた外科手術だった。 |
◆〔華岡青洲〕のプロフィール。 |