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〔日本の偉人〕

湯川秀樹 (ゆかわ ひでき)

 

 湯川秀樹は、京都府京都市出身の日本の理論物理学者である。1935年に、原子核内部では、陽子や中性子を互いに結合させる強い相互作用の媒介となる中間子が存在すべきだと理論的に予言した。



 その後、1947年にイギリスの物理学者セシル・パウエルが、宇宙線の中からパイ中間子を発見し湯川の理論の正しさを証明した。

 これにより、1949年(昭和24年)湯川秀樹は、日本人初となるノーベル賞を受賞した。当時の日本人は、この快挙に大興奮して喜んだのも記憶に新しい。


 湯川秀樹は、ノーベル賞受賞後になると、ミンコフスキー空間上での閉局面での確率振幅を定義すると、因果律が破れるという問題を提起し、この問題に生涯をかけた。この問題は「湯川の丸〇(超多時間論と非局所場)」と呼ばれている。

 ディラックも同じ問題を提起している。湯川は、この問題を非局所場として扱ったが、その理論の構築は成功しなかったし、いまだに解決されていない。

 太平洋戦争末期の1945年6月、日本海軍を中心とする「原爆開発プロジェクト(F研究)」が設定され、湯川もその検討会に招請されたが、開発が本格化する前に日本は敗戦を迎えた経緯がある。


偉人のプロフィール

〔湯川秀樹〕のプロフィール。

〔湯川秀樹〕

湯川秀樹の肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)
プロフィール
通称 〔通称〕
・湯川 秀樹(ゆかわ ひでき)

本名 〔本名〕
・湯川 秀樹(ゆかわ ひでき)

別名
称号 〔称号〕
・文化勲章
・ロンドン王立協会外国人会員
・プール・ル・メリット勲章(西ドイツ)
・科学アカデミー勲章(ローマ教皇庁)
・勲一等旭日大綬章
・従二位

・京都大学名誉教授
・大阪大学名誉教授
・京都市名誉市民

時代 〔時代〕
・明治時代末~昭和時代

生誕 〔生誕〕1907年1月23日(明治40年)
〔生誕地〕東京府東京市麻布区

死没 〔死没〕1981年9月8日(昭和56年)(74歳没)
〔没地〕京都府京都市左京区
〔墓所〕

国籍 日本国
言語 日本語
居住地 〔居住〕
・日本
・アメリカ合衆国

学歴 〔学歴〕
・京都帝国大学

職業 〔職業〕
・理論物理学者
(学位:理学博士)

分野 〔研究分野〕
・理論物理学

所属 〔研究機関〕
・京都帝国大学
・大阪帝国大学
・東京帝国大学
・プリンストン高等研究所
・コロンビア大学
・京大基礎物理学研究所

業績 〔業績〕
・中間子理論の提唱

・因果律の破れの提起

作品 〔著書〕
 『アインシュタイン選集』
 『この地球に生れあわせて』
 『シュレーディンガー選集』
 『宇宙と人間 七つのなぞ』
 『科学と人間のゆくえ―湯川秀樹対談集』
 『科学を生きる: 湯川秀樹エッセイ集』
 『科学者のこころ』
 『外的世界と内的世界』
 『核時代を超える―平和の創造をめざして』
 『京都―わが幼き日の…』
 『現代科学と人間』
 『現代物理学の基礎』
 『古典物理学 I』
 『自己発見』
 『自然と理性』
 『場の理論のはなし』
 『心ゆたかに』
 『人間にとって科学とはなにか』
 『世界の名著』
 『素粒子』
 『素粒子の探求―真理の場に立ちて』
 『創造への飛躍』
 『創造的人間』
 『天才の世界』
 『湯川秀樹 詩と科学』
 『湯川秀樹歌文集』
 『湯川秀樹自選集』
 『湯川秀樹著作集』
 『湯川秀樹日記 昭和九年:中間子論への道』
 『湯川秀樹物理講義』
 『物理の世界数理の世界』
 『物理講義』
 『平和時代を創造するために―科学者は訴える』
 『本の中の世界』
 『目に見えないもの』
 『旅人 ある物理学者の回想』
 『旅人―湯川秀樹自伝』
 『量子力学 I』
 『量子力学序説』

受賞歴 〔主な受賞歴〕
・恩賜賞
・野間学術賞
・ノーベル物理学賞
(受賞理由:陽子と中性子との間に作用する核力を媒介するものとして中間子の存在を予想)
・ロモノーソフ金メダル

名言 〔湯川秀樹の名言〕



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