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〔世界の偉人〕

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アダム・スミス
(Adam Smith)



 アダム・スミスは、スコットランド生まれのグレートブリテン王国の経済学者・神学者・哲学者です。グラスゴー大学で哲学者フランシス・ハチソンから道徳哲学を学び、1751年以降グラスゴー大学で論理学教授、道徳哲学教授となりました。後に講義録『道徳情操論』を発表し名声を得ます。

 1776年以降に発表した『国富論』は絶大にあ名誉をもたらしましたが、彼は。「経済学の父」と呼ばれる存在となっています。2007年よりイングランド銀行が発行する20ポンド紙幣に肖像が使用されています。


 アダム・スミスは、税関吏の父としてスコットランドのカコーディーという町で生まれたが、父親は彼の誕生前に他界している。未亡人となった母親の深い愛情を受けて成長しました。

 グラスゴー大学に進み、哲学者フランシス・ハチソンの下で道徳哲学を学びます。1740年にオックスフォード大学に入学するも6年後に退学し、1748年からエディンバラで修辞学や純文学を教え始めます。そして、1750年ころにやがて友人となる哲学者ヒュームと出会います。



 1751年にはグラスゴー大学で論理学教授、翌年には道徳哲学教授に就任しています。1757年にはジェームズ・ワットが大学構内に実験器具製造・修理店を開業するのを支援しています。

 1759年、グラスゴー大学での講義録『道徳情操論』を発表して、一躍名声を獲得します。1763年には教授職を辞してフランスに渡り、その地で著名なフランス知識人と親交を結びます。

 1766年にはスコットランドに戻り、後に彼の主著となる『国富論』の執筆を始めます。この著は、1776年3月9日に出版され、絶大な名声をもたらします。


 アダム・スミスの主著は『国富論』です。この著作は『諸国民の富』とも呼ばれていますが、原題は『諸国民の富の性質と原因の研究』です。他の著作に『道徳情操論』があります。


偉人のプロフィール

〔アダム・スミス〕のプロフィール。

〔アダム・スミス〕

アダム・スミスの写真 
(出典:wikipedia)

プロフィール
通称 アダム・スミス
本名 アダム・スミス(Adam Smith)
別名

受賞歴
時代
生誕 生誕日は不明。洗礼日は1723年年6月5日
死没 1790年7月17日
国籍 イギリス(グレートブリテン王国)
言語 英語
出身地 イギリス:スコットランド
居住地 イギリス、フランス
学歴
職業 経済学者、神学者、哲学者
分野 〔研究分野〕:政治哲学、神学、倫理学、経済学
所属
業績 『国富論』を著し、労働価値説の基礎を築いた。

『国富論』では、その時代の低賃金論に反対して、企業民や国民の圧倒的多数が貧困に遭遇している社会が隆盛を誇るはずはないとして、高賃金論を展開し、次の四つの原則を示した。

 ・公平の原則
 ・明確の原則
 ・便宜の法則
 ・経費節約の原則

処女作 『道徳情操論』
作品 『国富論』『道徳情操論』
名言 〔アダム・スミスの名言〕

  
最小の労力をもって最大の欲望を満たすことが、人間の経済行為の基礎原理である。

水ほど役に立つものはないが、水では何も買えない。反対にダイヤモンドそれ自体は何の使用価値も持たないが、交換すると相当の量のものを手に入れることができる。

人間とは取り引きをする動物なり。犬は骨を交換せず。

社会の利益を増進しようと思い込んでいる場合よりも、自分自身の利益を追求する方が、はるかに有効に社会の利益を増進することがしばしばある。

労働の賃金は勤勉への奨励であって、勤勉とは他のすべての人間の資質のように、それが受ける奨励に比例して進歩するのである。

あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。

我々が食事をできるのは、肉屋や酒屋やパン屋の主人が博愛心を発揮するからではなく、自分の利益を追求するからである。

いやしくても大財産があれば、必ず大不幸がある。ひとりの富者があるためには、五百名の貧者がなくてはならない。

国家を最下級の野蛮状態から最高度の富裕に達せしめるには、平和と軽い税金と、正義の寛大な執行の他に不可欠なものはほとんどない。

世の中のために働いていると言っている人間で、本当に世の中のために働いている人間を見たことはない。

群衆の一員でいることは、まったく気楽なことだ。

もともと荷物かつぎの人と哲学者とは、番犬と猟犬ほどにも違わない。両者の間に深淵を開いたのは「分業」である。

利己心の発揮は見えざる手を通じて社会の利益を増大させる。

健康で、借金がなくて、しっかりした意識があるという幸福以外に、いったい何が必要だというのだ。

デキる人は自分が理解していると言うだけでなく、人に理解させることが出来るようにするため真剣である。それはいつも腕が良いと思われるわけではないかもしれないが、それこそが本物だ

慈善は婦人の徳、寛大は男子の徳。

良いことだと思ってすることは良心が痛むこともないため、ある意味悪いこと以上に恐れるべきこと。

どんな種類の変更も改良も何も望まないほど完全に自分の境遇に満足しきっていることは、おそらくただの一例もないだろう。

科学とは入れ込みすぎや迷信と言う毒に対する解毒剤だ。

人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する。

まず知っておくべきことは、あなた自身。自分自身を知っている人は、自分の反応をオブザーバーのように見ることができる。

大道のそばでひなたぼっこをしている乞食の有する安心感は、もろもろの王様が欲しても得られないものである。

競合社会では、個の野心が公の利益。

科学は熱狂や迷信の毒に対する素晴らしい解毒剤である。

利己心に勝る鞭はない。

サイト
その他

〔影響を受けた人物〕:デイヴィッド・ヒューム、フランシス・ハチソン、ジョン・ロック
〔影響を与えた人物〕:デヴィッド・リカード、カール・マルクス