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〔世界の偉人〕

アンデルセン
(Hans Christian Andersen)

 

 ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、デンマークの童話作家であり詩人です。貧しい家に生まれましたが、母親の盲目的愛により育てられ、想像力豊かに育ちます。

 父親の死後、最初はオペラ歌手を目指すも成功せず、やがて大学まで進むことができたが文学的才能を発揮するチャンスはありませんでした。

 1805年4月2日、デンマークのフュン島の都市オーデンセで誕生しました。一家は貧しく、家族はひとつ部屋で寝起きを共にしていました。しかし、両親の愛に育てられ想像力豊かな人に成長します。


アンデルセンの作品には次のような代表作があります。

 『即興詩人』
 『裸の王様』
 『みにくいアヒルの子』
 『人魚姫』
 『親指姫』
 『マッチ売りの少女』
 『空とぶトランク』



 15歳のとき、オペラ歌手を目指してコペンハーゲンに行くものの成功せず、その後も幾多の挫折を味わいます。その後、デンマーク王や政治家のヨナス・コリンの助けを得て1828年に大学まで進むことができ、文献学と哲学を学びます。

 1829年には自主出版で『ホルメン運河からアマゲル島東端までの徒歩旅行』を出版します。1833年から1年ちょっとヨーロッパ旅行をし、『アグネーテと人魚』を創作出版します。

 その後はイタリア各地を訪問し、ローマ滞在時に『即興詩人』を書き始め、デンマーク帰国後の1835年に出版します。


 これが大反響となり、ヨーロッパ各国で翻訳出版され広く世界に知られることとなりアンデルセンの出世作となりました。その後も多くの創作童話作品を発表するようになります。

 アンデルセン童話の初期の作品では主人公が死んでしまう結末が多かったが、それは貧困層の人々には死ぬ以外に幸せになる術がないという嘆きを表現したものとされています。しかし、晩年の作品では、死ぬ以外にも幸福になることができるような作品が増えてゆきます。


偉人のプロフィール

〔アンデルセン〕のプロフィール。

〔アンデルセン〕

アンデルセンの写真 
(出典:wikipedia)

プロフィール
通称 アンデルセン
本名 ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)
別名

デンマーク内での発音:ホー・セー・アナスン

受賞歴
時代 19世紀
生誕 1805年4月2日:デンマーク=ノルウェー オーデンセ
死没 1875年8月4日:デンマーク コペンハーゲン。没年70歳。肝臓癌
国籍 デンマーク
言語 デンマーク語
出身地 デンマーク:フュン島の都市オーデンセ
居住地 デンマーク。ヨーロッパ各地
学歴 スラーゲルセの高等学校。大学
職業 童話作家、詩人
分野 児童文学・紀行文学
所属
業績 童話創作
処女作 『雪の女王』(1829年:コペンハーゲンの新聞に発表)
作品 『マッチ売りの少女』
『みにくいアヒルの子』
『裸の王様』
『人魚姫』
『親指姫』
『即興詩人』

名言 〔アンデルセンの名言〕

  
人間は不幸のどん底にいる時でも、たいそう見栄をはることがあるものです。

目は目を見ることができない。指は指を指すことができない。誰でも自分のことは案外わからないものだ。

私が書いたものは、ほとんどが私自身の姿であり、登場人物はすべて私の人生から生まれたものです。

われわれが自分の心の中に持っているほかに悪魔はいない。

珍客も長居をすれば嫌がられる。

人間というものは、ほとんど常に感情の色めがねを通して、世界を見るものでそのレンズの色しだいで、外界は暗黒にも、あるいは深紅色にも見えるのです。

山から遠ざかれば、ますますその本当の姿を見ることができる。友人にしてもこれと同じことです。

自分がみにくいアヒルだと思っていたころは、こんなたくさんの幸せがあるなんて、思ってもみなかった。

すべての人間の一生は、神の手によって書かれた童話にすぎない。

家畜ですら牧場を去るべき時機を知っているが、愚かな人は自分の貪欲の制限を知らない。

人はどんな高いところでも登ることができる。しかし、それには決意と自信がなければならない。

旅は私にとって精神の若返りの泉だ。

サイト
その他

 1956年、アンデルセンの功績を記念して国際児童図書評議会により「児童文学への永続的な寄与」に対する表彰として国際アンデルセン賞が創設されました。この賞は「児童文学のノーベル賞」とも呼ばれるほどの高い評価を得ていて、隔年に授与が行われます。

 アンデルセンの生まれ故郷、オーデンセには子供時代の家が一般公開されています。また、博物館があります。

 彼の肖像は、デンマークの旧10クローネ紙幣に描かれていました。

 アンデルセンは極度の心配性だとされ、外出時には常にロープを持参し、非常時には建物の窓から逃げ出せるようにしていたとか、睡眠中に死んだと勘違いされて埋葬されてしまうのを恐れて、就寝時枕元には「死んでません」という書置きを置いたといわれています。