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〔世界の偉人〕

〔ろ〕で始まる世界の偉人



 〔ろ〕で始まる偉人は非常にすくないです。しかも下記に示すように日本人の偉人はひとりも見当たりません。

・ロートレック ・ロダン
・ロックフェラー ・ロバチェフスキー
・ロマン・ロラン ・老子



 ロートレックは、フランスの画家で、『ムーラン・ルージュにて』や『写真家セスコー』の代表作を残しました。

 ロダンは、フランスの彫刻家です。19世紀を代表する彫刻家とされ『近代彫刻の父』と称されます。『地獄の門』『考える人』などの代表作があります。

 ロックフェラーは、アメリカ合衆国の企業家・富豪の家系を指しています。ロックフェラー家は数代にわたる富豪の家系であり、有名な人物が多数出ています。このページで取り上げるのは初代ロックフェラー家である、ジョン・ロックフェラーを指しています。彼はアメリカ合衆国の石油王と称され、彼の遺志によりロックフェラー財団が設立されています。


 ロバチェフスキーは、ロシアのカザン大学で学び若干21歳にして同大学教授となったというロシアの数学者です。論文『幾何学の新原理並びに平行線の完全な理論』において、非ユークリッド幾何学のひとつである双曲幾何学を構築しました。これは、今日では〔ロバチェフスキー幾何学〕と呼ばれています。


〔ろ〕で始まる偉人概要

〔ろ〕で始まる偉人概要の説明。

ロートレック

 ロートレック=モンファは、フランスの画家である。一般的に姓は「トゥルーズ=ロートレック」、または単に「ロートレック」と呼ばれることが多い。

 ロートレックの代表作には、『ムーラン・ルージュにて』や『写真家セスコー』などがある。

ロダン

 ロダンは、フランスの彫刻家である。19世紀を代表する彫刻家とされ、『近代彫刻の父』と称される。

 ロダンの代表作には『地獄の門』、その一部を抜き出した『考える人』などがある。

『地獄の門』(未完)
『考える人』
『カレーの市民モニュメント』
『大聖堂』
『接吻』
『バルザック記念像』
『青銅時代』

ロックフェラー

 ロックフェラーは、アメリカ合衆国の実業家、慈善家である。彼は、オハイオ州でスタンダード・オイルを創業し、同社は石油市場を独占し、アメリカ初のトラストを結成した。

 ロックフェラーは、石油業界を変革、現代的フィランソロピーの構造を定義し、ピーク時はアメリカの石油の90%をコントロールした。1870年にスタンダード・オイルを創業したロックフェラーは、積極的な経営を行い、その後1897年に事実上引退した。

 引退後の40年間、資産の大部分を使って慈善活動の現代的かつ体系的アプローチの構築に尽くし、医療・教育・科学研究促進などを目的とした財団を創設した。彼が創設した財団は医学研究を推進し、鉤虫症や黄熱病の根絶に貢献した。

 彼はまた、シカゴ大学とロックフェラー大学を創設した。熱心なバプテスト信者で生涯に亘って米国バプテスト同盟を支援した。

ロバチェフスキー

 ロバチェフスキーはロシアの数学者である。カザン大学に学び、21歳で同大学教授となり、1827年から1846年には学長も兼ねていた。卓越した教育者であったとされる。

 1826年に幾何学の基礎に関する論文をカザン大学の物理・数学科に提出したが、刊行されずに失われてしまう。しかし、1829年に大学学報にその学説を発表する。

 1835年から1837年にかけての論文「幾何学の新原理並びに平行線の完全な理論」において、非ユークリッド幾何学の1つである双曲幾何学を築いた。双曲幾何学はロバチェフスキー幾何学とも呼ばれる。

 これらの業績により、ロバチェフスキーはヤノーシュ・ボヤイとは独立に非ユークリッド幾何学の創始者となった。

ロマン・ロラン

 ロマン・ロランは、理想主義的ヒューマニズム(平和主義・反ファシズム)作家です。戦争反対を世界に叫び続け、国際的に多くの知友がいました。

 1914年8月に勃発した第一次世界戦争時、滞在中のスイスから仏独両国へ「戦闘中止」を叫び続け、祖国への反抗と受け取られ、一時期、帰国できない状態に陥りました。

 1916年、50歳の時、ノーベル文学賞を受賞しました。ロシア革命に共感したことで、後にソ連邦建設科学アカデミーの名誉会員に選ばれています。その後の、世界の歴史的変化に対し、ファシストの暴行や、日本軍による満州占領を非難したりしています。

老子

 老子は、古代中国の哲学者である。「老子」の呼び名は「偉大な人物」を意味する尊称と考えられている。後に生まれた道教は彼を始祖としている。

 道教のほとんどの宗派にて老子は神格として崇拝され、三清の一人である太上老君の神名を持つ。春秋戦国時代の諸子百家のうちの代表的な一人であり、道家は彼の思想によって生まれた。

 書物『老子』(またの名を『老子道徳経』)を書いたとされるがその履歴については不明な部分が多く、実在が疑問視されることもある。史記の記述によれば、老子は紀元前6世紀の人物とされる。しかし、歴史家の評は様々で、彼は神話上の人物とする意見や複数の歴史上の人物を統合させたという説まである。

 さらに、生きた時代について議論が定まっていない。在命時期を紀元前4世紀とし戦国時代の諸子百家と時期を同じくするという考えなど多様にある。