理想 |
・ピラミッドは頂上から作られはしない。
・理想主義のない現実主義は無意味である。現実主義のない理想主義は無血液である。
・他人の上に太陽の光を注がんためには、自分のうちにそれをもっていなければいけない。
・真理! 眼をしっかり開いて、生命の強烈な息吹を全身の毛穴から吸い込み、物事をあるがままに見、不幸をまともに見つめ、そして笑うのである!
・他人の後ろから行くものは、決して前進しているのではない。
・私は、自らの最後の日まで、私自身の人生をさらに広く、さらに高くすることに、挑み行くのだ。
・今日の新聞・雑誌は嘘の巣窟だ。そして読者の十中八九までが、嘘に丸めこまれる可能性がある。
・旧道徳は危険を回避することを命じた。だが新道徳は、危険をおかさないものは何ものをも得ないと知ることだ。
・戦うことが、わが健康法なり。
・魂の致命的な敵は、毎日の消耗である。
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富 |
・富の中でもなお健全な心情を保ちえる女性は、百万長者が天才を有すると同じく一つの奇跡である。
・民主主義というのは、民衆にとって代わって、その厳粛な名目のもとに、若干の布教者たちの利益のために民衆の毛を刈る技法です。
・私は世界に二つの宝を持っていた。私の友と私の魂と。
・知識人は政治家を軽蔑し、政治家は知識人を軽蔑する。
・決して誤ることのないのは、何事もなさない者ばかりである。
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芸術 |
・まさしく音楽こそ、精神の生活を感覚の生活へと媒介してくれるものです。
・大半の聴衆が興味を抱くのは、音楽ではなく音楽家である。
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愛・恋 |
・恋は決闘です。もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です。
・愛は信頼の行為である。神が存在するかしないかはどうでもよい。信ずるから信ずるのである。愛するから愛するのである。たいした理由はない。
・少しのきまじめさは恋愛においては結構だ。しかしあまり真面目すぎては困る。それは重荷であり、快楽でなくなる。
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幸福 |
・いつまでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。
・誰でも幸福について語るが、それを知っているものは少ない。
・幸福は世界のリズムの一瞬間であり、生の振子が往来する両極の一つである。
・真理への愛のみが、我々を決して裏切ることのない唯一の愛である。
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