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〔アレニウス〕
 

 スヴァンテ・アレニウスは、物理学・化学の二つの分野で活動した、スウェーデンの科学者です。現在の物理化学の創始者のひとりとされています。

 電解質の解離に関する理論により、1903年、ノーベル化学賞を受賞しました。

 アレニウスは、スウェーデン・ウプサラ近郊のVikで、ウプサラ大学で測量技師をしている父親の息子として誕生しました。3歳にして独力で文字を読み、父親が帳簿をつける様子を見て算術までできるようになったとされ、神童と呼ばれました。学校に通い始める8歳になると、いきなり5年生に編入され、物理学や数学に優れた才能を発揮しました。


アレニウスの式


 やがてウプサラ大学に入学するも、物理学や化学の指導教官たちでは物足りず、1881年にストックホルムのスウェーデン王立科学アカデミー物理学研究所の Erik Edlund の下で学ぶようになる。

 そこで研究した電解液の電気伝導率の研究成果をウプサラ大学に送ったが、そこではその価値を見抜いてもらえなかった。しかし、基本的にはこの研究成果が後のノーベル化学賞受賞の元となったのである。


 純粋な塩や純粋な水は電気を通さないが、塩の水溶液は電気伝導体になる事実に着目し、水溶液中では塩が解離して荷電粒子になると考えた。ずっと以前にファラデーが塩の水溶液を通電すると、電気分解によってイオンが発生するとしていたが、アレニウスは電気を流さない状態でも水溶液中にはイオンが存在すると考え、水溶液中の化学反応はイオン同士の反応に他ならないと考えたのである。

 イオンの理論を発展させる中で、アレニウスは重要な酸と塩基の定義を提唱しました。水溶液中で水素イオンを発生させるものは酸であり、水酸化物イオンを発生させるものは塩基であると定義しました。

 その後、スウェーデン王立科学アカデミーから海外渡航の援助を得て、各地でボルツマンやファント・ホッフなどの著名な科学者の下で学びます。

 1889年には、多くの化学反応を進行させるには熱エネルギーが必要であることから、二つの分子が化学反応するには乗り越えるべきエネルギー障壁があると考え、活性化エネルギーの概念を定式化しました。アレニウスは、〔アレニウスの式〕と呼ばれる、任意の温度での化学反応速度を予測する式を提示しました。

 アレニウスは、過去に何故、氷河期が存在したのかを研究し、大気中の二酸化炭素の量の変化が温室効果によって地表温度に影響を与えるとの考え方を歴史上初めて示しました。

 二酸化炭素の量が等差数列的に増大すると、大気温度はほぼ算術級数的に増大するとしました。

 彼の業績は〔アレニウスの式〕の他にも、月面クレーター〔Arrhenius:アレニウス〕にも残されています。また、ストックホルム大学の研究所名などに名を残しています。


偉人のプロフィール

〔アレニウス〕のプロフィール。

〔アレニウス〕

アレニウスの写真 
(出典:wikipedia)

プロフィール
通称 アレニウス
本名 スヴァンテ・アレニウス(Svante August Arrhenius)
別名

受賞歴

時代

生誕

1859年2月19日:スウェーデン・ソグン・オ・フィヨーラネ県 Vik

死没

1927年10月22日:ストックホルム

国籍 スウェーデン
言語
出身地 スウェーデン
居住地

スウェーデン

学歴

ウプサラ大学

職業

科学者、物理学者、化学者

分野

〔研究分野〕物理学、化学

所属

〔研究機関〕スウェーデン王立工科大学・ストックホルム大学

業績

〔主な業績〕 アレニウスの式・イオン解離の理論・酸と塩基の理論

作品

受賞歴

1903年:電解質の解離の理論に関する業績により、ノーベル化学賞を受賞。
1920年:フランクリン・メダル受賞。

名言

〔アレニウスの名言〕



サイト

その他