スカルノは、現在のインドネシアがオランダの植民地時代(オランダ領東インド時代)から、民族主義運動・独立運動を率いて独立させた、インドネシアの政治家である。 スカルノは、日本が連合国に無条件降伏した2日後の1944年8月17日、オランダ植民地政府が逃亡したままの中で、「インドネシア国民の名において」インドネシアの独立を宣言した。 独立宣言後、初代大統領となり独特なカリスマ性によって、大衆の民族意識を鼓舞した。しかし、1965年のいわゆる〔9・30事件(軍事クーデター)」で失脚、その後は不遇の晩年を送った。
◆〔スカルノ大統領〕のプロフィール。
〔敬称〕 ・ブン・カルノ(カルノ兄さん) ・国父(建国の父)
1901年6月6日・オランダ領東インド:スラバヤ
1970年6月21日(満69歳没)・インドネシア:ジャカルタ
インドネシア
政治家
〔大統領〕 ・インドネシア初代大統領 (任期:1945年8月18日~1967年3月12日)
〔政党〕 ・インドネシア国民党
〔スカルノ大統領の名言〕
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〔紙幣〕 現在も国民のあいだでは敬意をもって親しまれていて、最高額面の10万ルピアの紙幣に肖像が使われている。