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〔世界の偉人〕

〔く〕で始まる世界の偉人

グーテンベルク
（独: Johannes Gensfleisch zur Laden zum Gutenberg）

　グーテンベルグは、1439年、ヨーロッパで最初の活字による印刷を行った。活字量産方法の発明、油性インクの採用、木製印刷機の採用など様々な技術を実用化システムとして構築し、印刷業の近代化に画期的な貢献をした。

　それ以前のヨーロッパでの本の生産は、手書きによる書き写しか、木版印刷であり、極めて非効率であったが、活版印刷の登場で本の生産に大変革が起こったのである。

　印刷の大量生産が実用化されたことで、印刷業者ばかりか読者にも経済的に印刷物が手に入るようになった。

　活版印刷術はまたたく間にヨーロッパ各地に普及し、世界にも拡散していった。人類文明への貢献度の大きさから、〔活版印刷〕と〔羅針盤〕そして〔火薬〕とは、〔ルネサンス三大発明〕と呼ばれている。

◆〔グーテンベルク〕のプロフィール。