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〔世界の偉人〕

カッシーニ

 

 ジョヴァンニ・ドメニコ・カッシーニは、イタリア出身のフランスの天文学者である。ジェノヴァ共和国のペリナルド生まれで、1673年にフランスに帰化し、パリ天文台の初代台長を務めた。

 土星の4つの衛星を発見したことで知られ、その他多くの惑星観測で様々な功績を残した。

カッシーニの肖像・写真 
(出典:wikipedia)

 カッシーニは、1648年から1669年まで、パンザノの天文台に勤務した。ボローニャ大学では天文学を教え、1671年にはパリ天文台の天文台長になっている。

 彼の生誕名は、ジョヴァンニ・ドメニコ・カッシーニだが、フランス帰化後にはジャン=ドミニク・カッシーニと名乗るようになった。これは彼にとっての新しい国に馴染むためのものだったという。

 カッシーニは、太陽系惑星に関する多くの発見をしているが、中でも土星の四つの衛星(イアペトゥス、レア、テティス、ディオネ)の発見は有名である。

 カッシーニは、1675年、土星の環は間をあけた複数の輪で構成されている事を発見した。この功績に因んで、現在ではA環とB環の隙間は〔カッシーニの間隙〕と名付けられている。

 また、彼は1665年までに木星の大赤斑を発見している。更に、木星の大気の差動回転の発見者でもある。

 1997年にNASAが打ち上げた土星探査機は、カッシーニと命名されている。その他にも、彼の功績に因んで、月面のクレーターと火星のクレーターにもカッシーニの名称がつけられている。



偉人のプロフィール

プロフィール
通称 カッシーニ
本名

ジョヴァンニ・ドメニコ・カッシーニ(Giovanni Domenico Cassini)
フランス帰化後:ジャン=ドミニク・カッシーニ(Jean-Dominique Cassini)

別名

称号

時代

17世紀~18世紀初頭

生誕

1625年6月8日

死没

1712年9月14日

国籍

イタリア・後にフランスに帰化

言語

イタリア語・フランス語

出身地

イタリア ジェノヴァ共和国:ペリナルド

居住地

イタリア・フランス

学歴

職業

天文学者

分野

惑星天文学・パリ天文台の初代台長

所属

業績

〔1665年〕:木星の自転周期を算出。
〔1668年〕:木星の4衛星の運行表を作成
〔1671年〕:土星の衛星イアペトゥスを発見
〔1672年〕:土星の衛星レアを発見
〔1675年〕:土星の輪は複数の輪で構成されていることを発見(一番外側の隙間にはカッシーニの間隙と名付けられた)
〔1680年〕:月面図を作成
〔1684年〕:土星の衛星ディオネを発見
〔1684年〕:土星の衛星テティスを発見

作品

受賞歴

名言

サイト

その他

 カッシーニの子孫は、息子のジャック・カッシーニ以降、4代にわたってパリ天文台の台長を務めている。


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