小村寿太郎 |
小村壽太郎は、日向国飫肥藩の下級藩士・小村家の長男として生まれた、日本の政治家であり外交官である。彼は、東京大学の前身である大学南校に入学、第1回文部省海外留学生としてハーバード大学へ留学し法律を学んだ。 帰国後、司法省に入省し大審院判事を経て、1884年に外務省へ異動する。陸奥宗光に認められ清国代理公使を務め、日清戦争後には駐韓弁理公使も務め、在朝鮮ロシア総領事のカール・ヴェーバーと小村・ウェーバー覚書を交わした。日露戦争後には、ロシア側とのポーツマス条約を調印した。韓国併合などでも活躍した。 |