ウィリアム・サマセット・モームは、フランス、パリ生まれのイギリスの小説家、劇作家である。彼は、10歳で孤児となり、イギリスに渡る。 医師になり第一次大戦では軍医、諜報部員として従軍した。1919年に『月と六ペンス』で注目され、人気作家となる。平明な文体と物語り展開の妙で、最良の意味での通俗作家として名を成した。
ロシア革命時は、イギリス情報局秘密情報部に所属した情報工作員であった。同性愛者としても知られている。主な作品には、次のものなどがある。
〔長編小説〕 『人間の絆』 『お菓子とビール』 〔短編〕 『雨』 『赤毛』 〔戯曲〕 『おえら方』など
◆〔モーム〕のプロフィール。
・