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〔日本の偉人〕

〔こ〕で始まる日本の偉人

小泉純一郎

(こいずみ じゅんいちろう)


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行

かきくけこ

〔こ〕で始まる日本の偉人

近衛文麿 近藤勇
古賀政男 古関裕而
小柴昌俊 小泉純一郎
小泉八雲 小泉武夫
小池邦夫 小平邦彦
小林一茶 小林誠
小林旭 小村寿太郎
弘法大師

 小泉純一郎は、1942年、横須賀市で小泉家の長男として生まれた、日本の政治家である。

 小泉家は母方の祖父小泉又次郎は第2次若槻内閣で逓信大臣を務めたほどの家であったが、戦後には公職追放にあい、経済的には苦労したとされている。

小泉純一郎の肖像・写真 
(出典:wikipedia)

 福田赳夫の秘書を経て、1972年に参議院議員に当選し、以来12期連続当選している。自由民主党では清和会(福田派、安倍派、三塚派、森派)に所属した。厚生大臣、郵政大臣、自由民主党総裁、内閣総理大臣などを歴任した。

 平成17年、小泉が「改革の本丸」に位置付ける郵政民営化関連法案は、党内でも根強い反対があったが、これを強行突破したことで大きな政争と化した。賛否両派の抗争の末え法案が否決されると、小泉は反対派を〔抵抗勢力〕と名付け、衆議院解散を強行した。世にいう〔郵政解散〕である。

 小泉は反対派候補には自民党公認を与えず、逆に刺客を送り込む作戦をとり、自公での圧勝を勝ち取ったが、これをマスコミは〔小泉劇場〕と呼んだ。



偉人のプロフィール

プロフィール
通称 小泉 純一郎(こいずみ じゅんいちろう)
本名 小泉 純一郎(こいずみ じゅんいちろう)
別名

〔綽名〕純ちゃん

受賞歴
時代 昭和時代~平成時代

生誕

〔生誕〕1942年〈昭和17年〉1月8日
〔生誕地〕神奈川県横須賀市

死没
国籍 日本国
言語 日本語
居住地
学歴 〔学歴〕
・慶應義塾大学経済学部卒業(経済学士)
・ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン

職業 〔前職〕衆議院議員福田赳夫秘書

〔職業〕
・日本の政治家

・衆議院議員(12期)
・厚生大臣(第69・70・81代)
・郵政大臣(第55代)
・内閣総理大臣(第87・88・89代)
・自由民主党総裁(第20代)
・農林水産大臣(第38代)

分野 〔分野〕国政

〔在任期間〕2001年4月26日~2006年9月26日

所属 〔所属〕
・自由民主党(清和政策研究会→無派閥)

業績 〔内閣〕
・第1次小泉内閣
・第1次小泉第1次改造内閣
・第1次小泉第2次改造内閣
・第2次小泉内閣
・第2次小泉改造内閣
・第3次小泉内閣
・第3次小泉改造内閣

〔三つの公約〕
・小泉は3つの公約について、首相在任中に達成している
 ・2006年8月15日靖国参拝
 ・政権末期の2006年度予算で国債30兆円枠達成
 ・2005年4月1日ペイオフ解禁

〔拉致被害者救出〕
・2002年(平成14年)9月、電撃的に北朝鮮を訪問し、金正日国防委員長と初の日朝首脳会談を実現し、日朝平壌宣言に調印した。

・この訪問で金正日は北朝鮮による日本人拉致を公式に認め、拉致被害者のうち5名を日本に帰国させることを承認した。

 しかし、残りの拉致被害者のうち8名が死亡・1名が行方不明とする北朝鮮の回答に対し、拉致被害者家族は怒りを隠さず、帰国した小泉を面罵する場面もあった。

〔政界引退後〕
・奥田碩、田中直毅らとシンクタンク「国際公共政策研究センター」を設立し、その顧問を務めていた。

作品 〔著書〕
 『選挙法改正について各党の意見をきく(上)』(共著)
 『郵政省解体論―「マルチメディア利権」の読み方』(共著)
 『郵政民営化論―日本再生の大改革!』(共著)
 『コイズム』
 『小泉純一郎です。―「らいおんはーと」で読む、小泉政権の5年間』(共著)
 『自民党の底力』(共著)
受賞歴
名言 〔@@@の名言〕

・橋本首相だったら大して変わらない。私になったら劇的に変わる。そこがこの総裁選の最大のポイントです。

・私は勘弁。アイ・アム・ソーリーだよ。

・『変人』の生みの親から『変革の人』と言っていただき、これほど力強いことはない。

・(もし自民党が改革政党にならなかったら)私が、小泉が、自民党をぶっ潰します!

・首相に就任したら、8月15日の全国戦没者追悼式の日に靖国神社を、いかなる批判があろうと必ず参拝します。

・適切に判断します。

・構造改革なくして成長なし。

・旧郵政省の訳の分からない論理は、小泉内閣には通用しない!。

・痛みに耐えてよくがんばった! 感動した! おめでとう!。

・私の内閣の方針に反対する勢力、これはすべて抵抗勢力だ。

・女はいいよね。私が一番傷ついている。涙は女の最大の武器。

・この程度の約束を守らないのは大したことではない。

・今イラクのどこが非戦闘地域で、どこが戦闘地域か、そんなの今ここで私に聞かれたって分かるわけがないじゃないですか!

・集団的自衛権を認めるなら、憲法を改正した方がいい。

・おだやかで快活な冗談を飛ばす頭の回転の速い人だ。独裁者の国では交渉が(その後の協議で)変わる。独裁者の考えは私自身が確かめるしかない。

・野球界にも権力闘争があるんだね。

・人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ。岡田さんの会社だって、みんながみんな同じように働いてるわけじゃないでしょう?

・自衛隊の活動しているところは非戦闘地域である。

・(郵政民営化の)基本方針を絶対に変えない。ちゃんと理解しておけ。自民党はとんでもない男を総裁にしたんだ。

・おれの信念だ。殺されてもいい。

・今回の選挙は、いわば、郵政選挙であります。郵政民営化に賛成してくれるのか、反対するのか、それを国民に問いたい。

・その時ガリレオは、『それでも地球は動いている』と言ったそうであります。

・無党派層は宝の山。

・新記録! 大記録! みごとだ! おめでとう!

・格差が出ることが悪いとは思わない。今まで悪平等だという批判が多かったし、能力のある人が努力すれば報われる社会にしなければならない。

・総理大臣である、人間小泉純一郎が参拝しているんです。

・政治家は使い捨てにされることを嫌がってはいけない。総理大臣だって使い捨て。甘えちゃだめです。『使い捨てされるなんて嫌だ』なんて言った人は、国会議員にならないほうがいい。

・おれにはそんな金はないよ。

・人生には上り坂もあれば下り坂もあります。もう一つ坂があるんです。『まさか!』という坂であります。まさかあのような形でね、安倍さんが退陣するとは思わなかった。

・政界では、権力闘争は当たり前だ。敵をどう味方に変えるかが大事だ。造反組は政治の信念を曲げ、土下座するようなことを引き受けたのだから、認めてやってもいいのではないか。

・5人の候補者の全員が小泉内閣の閣僚だった。だから私も今の時点で誰を(支持する)と言うのはちょっと躊躇してるんですよ。(競泳五輪金メダリストの)北島選手じゃないけど、今の時点では『何も言えねえ!』と。

・わたしは最近の麻生太郎首相の発言について、怒るというよりも笑っちゃうくらい、ただただ呆れているところだ。私についても、常識の通じない男だとかね、奇人変人とか言っているようだが、私は自分では常識をわきまえている普通の人だと思っている。

サイト
その他  政界引退後の小泉は、原発反対派として知られている。2011年9月18日、川崎市のホテルで講演した際には、次のような発言をしている。

 「原発が最もコストが安いとして新設、増設とはいかない。国民は原発が安全だとは信用しなくなった。自然エネルギーや再生可能エネルギーの技術開発に投資し、環境先進国を目指すべきだ。」

 更に、2013年8月中旬フィンランドの核廃棄物最終処分場「オンカロ」を視察後、新聞記者に聞かれて原発の即時ゼロ要求発言をしている。

 「原発ゼロしかないよ。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す。」


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