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〔日本の偉人〕

〔わ〕で始まる日本の偉人

 

あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行

わをん

〔わ〕で始まる日本の偉人

渡部潤一 渡辺崋山

 〔わ〕で始まる日本の偉人は非常に少なく、当サイトでは2名の偉人を掲載しています。

 ・渡部潤一
 ・渡辺崋山



 渡部潤一は、太陽系天文学の天文学者で、国立天文台副台長などを務めている。

 2006年、冥王星を惑星から外したときの「惑星の定義委員会」のメンバーのひとりであった。

 この委員会の決定により、かつての惑星〔冥王星〕は、準惑星に格下げとなってしまったのである。



 渡辺崋山は、江戸時代後期の武士で画家・蘭学者である。

 独自の画風を完成し国宝の「鷹見泉石像」などを残している。

 幕府の鎖国政策に反対して捕えられ蟄居中に自刃している。「眼前の繰廻しに百年の計を忘る勿れ」という言葉を残した。


〔わ〕で始まる偉人概要

〔渡部潤一〕

 渡部潤一は、日本の天文学者で太陽系天文学を専門とする理学博士であうる。国立天文台副台長、総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻教授を歴任している。2006年、国際天文学連合の「惑星の定義委員会」が冥王星を惑星から除外する決定を下した時の最終メンバーの1人となった。

 一般向けの天文関連の多くの著作をもつほか、天文学に関連するテレビ等への出演も多く、日本の天文学者の中では最も有名ともいえる。主な著書には『図説新・天体カタログ 銀河系内編』『ヘール・ボップ彗星がやってくる』『しし座流星雨がやってくる』『星空を歩く : 巨大望遠鏡が見た宇宙』などがある。


〔渡辺崋山〕

 渡辺崋山は、江戸時代後期、三河国田原藩の藩士の武士であり画家である。後に家老職をしている。崋山の幼年期は藩士の生まれとはいえ極貧に喘ぐものであり、日々の食事にも事欠き有様だったという。

 崋山は、生計を助けるために得意な絵を描き得るようになる。谷文晁に弟子入りし絵の才能を大きく開花させ20代半ばには既に有名な画家となった。また、儒学(朱子学)も学んだ。

 天保7年から翌年にかけての天保の大飢饉の際、報民倉と称する食料備蓄庫をあらかじめ準備したり、家中での綱紀粛正や倹約の徹底により貧しい藩内にも関わらずひとりも餓死者も出さなかったことで、全国で唯一幕府から表彰を受けている。このように勉学に励み頑張る姿は、太平洋戦争以前の修身の教科書に掲載され、忠孝道徳の範とされた。


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