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〔世界の偉人〕

〔え〕で始まる世界の偉人

エジソン
(英: Thomas Alva Edison)



 トーマス・エジソンは、アメリカ合衆国の発明家で企業家です。彼は、現在の情報産業などの先駆けとなる非常に多くの価値ある発明をしました。

 主な発明には、電話機や白熱電球・蓄音機・発電機・活動写真・映写機などがあります。

 発明王といえば誰でもエジソンを思い浮かべるように、エジソンは生涯で1300以上もの発明を遂げたと言われています。エジソンがいなければ人類史は100年は遅れていたと称されるほどです。



 エジソンは、電話機や白熱電球・蓄音機・発電機・活動写真などの家電を中心とした発明の他に、発電から送電までを含む電力システムの事業化に貢献したことでも知られています。これは彼の最大の功績ともされています。

 エジソンは、幼少時から正規の教育に恵まれることがなかったが、図書館などで独学し科学雑誌を読破したり、新聞の売り子などで貯めたお小遣いで実験室を作るなど努力を重ねる人でした。このようなことから、彼はしばしば、〔努力の人〕とか〔非常な努力家〕〔不屈の人〕などと呼ばれます。

 初期の発明で蓄財して設立したメロンバーグ研究所にちなんで、〔メンロパークの魔術師〕と呼ばれたりもします。〔映画の父〕という良いあだ名もある一方で、自身の発明の権利を守るために頻繁に訴訟をしたことから〔訴訟王〕との異名も残っています。


 エジソンが発明した主な開発商品には、次のようなものがあります。

 エジソンは大成功した発明家ではあるが、一方で数々の失敗や敗北を経験したことでも知られています。失敗のひとつの例として、直流送電に拘り、交流発電技術との電流戦争でニコラ・テスラやウェスティングハウスに敗北しています。

・白熱電球
・蓄音機
・電話機
・電気投票記録機
・株式相場表示機

・鉱石分離装置
・直流発電システム
・電気鉄道
・直流定電流発電機

・映写機(キネトスコープ・ヴァイクスコープ)



 エジソンは偉大な発明家であることは疑う余地はありませんが、彼は正規の教育を受けることが出来なかったために、交流発電の理論では不可欠な三角関数や複素数などの高等数学には弱かったのです。

 晩年のエジソンは、会社経営からは身を引いたが、どうしたわけか、研究所に閉じこもって〔死者との交信(霊界との通信機の研究)〕の実験を始めました。研究所が火事になり全焼しても、その後も研究を続けたといいます。しかし、その研究が何らかの成果をもたらしたとの話は伝わっていません。


偉人のプロフィール

〔エジソン〕のプロフィール。

〔エジソン〕

エジソンの肖像・写真 
(出典:wikipedia)

プロフィール
通称  ・エジソン
 ・エディソン
 ・エディスン
 ・トーマス・エジソン
 ・トマス・エジソン
本名  トーマス・アルバ・エジソン(Thomas Alva Edison)
別名

 発明王・努力の人・非常な努力家・不屈の人・メンロパークの魔術師・訴訟王・アメリカ映画の父

受賞歴
時代  19世紀後半 ~ 20世紀初期
生誕  1847年2月11日
死没  1931年10月18日(満84歳没)
 アメリカ合衆国、ニュージャージー州ウェストオレンジ(英語版)
国籍  アメリカ合衆国
言語  英語
出身地  アメリカ合衆国:オハイオ州ミラン
居住地  アメリカ合衆国
学歴  小学校中退
職業  アメリカ合衆国の発明家。起業家。
分野  ・白熱電灯
 ・蓄音機
 ・映画
 ・発電機
 ・電話機

所属
業績  電気器具の改良・発明
 およびそれの普及に必要な電力産業の事業化
作品  1868年:電気投票記録機
 1869年:株式相場表示機
 1877年:電話機・蓄音機[E 4]
 1879年:電球
 1880年:発電機
 1888年:改良型蓄音機
 1891年:のぞき眼鏡式映写機キネトスコープ
 1897年:改良映写機ヴァイタスコープ
 1910年:トースター

名言 〔エジソンの名言〕



サイト
その他


偉人の発明

〔トーマス・エジソン〕の発明

エジソンの発明商品
エジソンの発明した主な商品
電気投票記録機

 エジソンは、電気投票記録機の特許を取得し、これで議会の賛成票と反対票が瞬時に集計して判別できると考え売り込みをかけた。しかし、それでは反対派が常套手段の「牛歩戦術」ができなくなるとの理由で採用されなかった。

 この苦い経験により、エジソンは人の役にたたない発明には何の価値もないことを知ったのである。

株式相場表示機

 エジソンが発明した株式相場表示機は、業界の注目を受け、その特許権により、4万ドル(当時の日本円では2億円)ほどの利益を得た。

 これにより、エジソンは発明家としての人生を本格的に歩み始めたのである。

鉱石分離装置

 鉱山経営にも手を出したが結局失敗している。

白熱電球

 当時、既に白熱電球は存在していたが、その寿命はわずかに10時間程度しかなかった。

 エジソンは、日本の竹を素材に使って白熱電球のフィラメントを作ることで、その寿命を1200時間にまで高めることに成功した。

直流送電

 エジソンは、白熱電灯の実用化のために、直流送電に拘るあまり、交流送電の優位性を受け入れることができなかった。

 交流送電を唱えるニコラ・テスラやウィスティングハウスどの間で電流戦争が勃発したが結局、技術として勝る交流送電に敗北した。

 交流電流の理解には、微分積分学や三角関数などの高等数学の知識が不可欠だが、エジソンはそれが理解できなかったことが、この電流戦争の敗因だとの説もある。流石のエジソンも数学の天才ではなかったようだ。

発電機

 白熱電球による照明が普及すると、エジソンは発電から消費までの全てをエジソンブランドで統一しようという壮大な計画に着手します。

 これに不可欠なのが発電機ですが、その時代、既に多くの発電機が実用化されているものの、それらは直流定電圧発電機でした。

 エジソンが考えたのは、電球を長持ちさせる目的には都合のいい直流定電流発電機です。しかし、直流では、発電所の近くでは強力な電気が使える反面、遠方では損失が大きく安定な電力が確保できません。

 長距離への安定な送電は交流が圧倒的に有利でした。このため、電気は交流で送電されることとなり、現在に引き継がれています。

 交流を受け入れられなかったエジソンの夢は、結局、破綻し敗退してしまったのでした。

蓄音機

〔蓄音機〕
エジソンの肖像・写真 
(出典:シェルマン 蓄音機blog)

 1877年12月6日、エジソンの会社メンロバークで、「メーリさんのひつじ…」を歌う声が響いた。錫箔された円筒を回しながら歌うエジソンの姿だ。

 歌い終わると、その筒を元の位置に戻して、さっきと同じようにハンドルを回した。

 すると、雑音の中に先ほどの歌が聞こえてきた。世界初の蓄音機が発明された瞬間である。時にエジソンは30歳だった。人々は彼を「メンロパークの魔術師」と呼んだ。

 その後、あのグラハム・ベルも蓄音機を開発するようになる。ベルは錫箔の代わりに蝋を塗ったボール紙の円筒を使った。性能も格段に良いものとなった。そして更に第三の男、エミール・ベルリナーが円盤を用いた蓄音機の開発に成功する。

 三人の開発競争は、いくつかのレコード会社に姿を変えながら延々と続き、現在に及んでいる。


電話機

 当時、アメリカ大陸での電信事業を独占していたウェスタンユニオンの依頼で、エジソンは電話機の開発に着手している。電話自体の特許はグラハム・ベルのものだが、何らかの対立もあったという。

 ベルの送話機では、電磁石を用いたダイナミックマイクが使われていたが、エジソンは炭素粒を用いたカーボンマイクを採用したり、誘導コイルを用いて送話距離を圧倒的に伸ばした。

電気鉄道

 電動機(モーター)は、1830年代に発明されたが、実用になりそうなモーターを発明したのはアメリカのトマス・ダヴェンポートという人物である。

 この人物は、モーターの応用例として、模型鉄道を考えたというが、電気エネルギーが力学的エネルギーに変換できると分かってから僅か10年後の話である。

 エジソンは、アメリカにおける電気鉄道の実用化をしたのは、エジソンの功績である。

無線通信機

 電磁波については、ジェームズ・クラーク・マクスウェルが予言しハインリヒ・ヘルツによる実証以降、世界中で開発ブームとなっていた時代、エジソンも無線機の発明に触手を動かしたが、無線機の発明については、グリエルモ・マルコーニに手柄を譲っている。

映写機

 のぞき眼鏡式映写機(キネトスコープ)および改良映写機(ヴァイタスコープ)の発明を行い、現在の映画産業の技術的先駆けとなった。

トースター

 これって、誰でもできそうな発明ですが。

飛行機

 エジソンは、飛行機の製作にも興味があったが、安全面の問題から結局断念し、ライト兄弟に先を越されることとなった。



偉人の名言

〔トーマス・エジソン〕の残した名言。

天才、エジソン
エジソンの残した名言(分類は当サイト管理人の独断によるもの)
失敗と成功

・私の発明は、すべての人にとって役に立つ物でありたい。そして、世界の平和に貢献するような物でありたい。もし私の発明で一人でも人が死んだとしたら、私には人生を生きる意味も資格もない。

・私はこれまで、偶然のひらめきで、価値ある発明をしたことなど一度もない。全ての発明というのは、その発明に関わった人の想像を絶するような熱意が注ぎ込まれているものなんだよ。

・なぜ成功しない人がいるかというと、それは考える努力をしないからだ。

・失敗すればするほど、我々は成功に近づいている。

・成功に不可欠なのは、肉体的にも精神的にも疲労を溜めずに、ひとつの問題にエネルギーを注ぎ込める能力である。

努力

・最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけという人は、エネルギーを無駄にしているにすぎない。

・ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは、不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。

人生

・決して時計を見るな。これは若い人に覚えてもらいたいことだ。

・完璧だと思っても、もう一押しすれば、おまけが手に入る。

・人生における失敗者の多くは、諦めた時にどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人たちである。

・私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。

・失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を七百通り見つけただけだ。

・成功というものは、その結果ではかるものではなく、それに費やした努力・時間の統計ではかるものである。

・成功できる人っていうのは、「思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ」という前提を持って挑戦している。

・今取り組んでいることに関心を持ち、全力を傾けてそのことだけを考える。時計を気にせず、ひたすら続け、休みたくなったら必要なだけ休む。休んだあとは、また同じ集中力で作業に取り組む。熱心に働くことの価値と満足感を知っている人に世間は高い評価を下すものだ。

・待っていれば全てがやってくる。ただし、懸命に努力しながら待っていればの話だけどね。

・前進あるのみだ。全力でやれるだけのことをやってみなさい。

・あらゆる進歩、あらゆる成功は、考えることから生ずる。

・一度歩き出したら、とうてい乗り越えられないと思える障害物があっても立ち止まってはならない。

・私は、ひとたび自分が正しいと思う道を歩きだしたら、ゴールに到達するまでペースを崩さない。

発明

・発明するためには、豊な想像力とゴミの山が必要だ。

・世の中の人の生活に必要不可欠であること。これが実用性があるということなんだ。

・朝6時に起き、夜中の2時まで働くこと。これを最初に描いた図面が形になるまでやり続けるのだ。すぐにはうまくいかなくても、睡眠時間を減らし、起きている時間は精魂こめて働くようにする。このルールを守れば、発明家として成功できるだろうし、もっと言えば、どんな分野においても成功できる。

天才

・人間離れした天才だって? 人間離れなどしていない。私はあきらめないことの天才なのだ。