ウィリアム・オッカムは、フランシスコ会会士、後期スコラ学を代表する神学者、哲学者です。通例単にオッカムと呼ばれるが、本来は姓ではなく出身地で呼び方です。本来は「オッカムのウィリアム」と呼ばれます。 |
ウィリアム・オッカムは、フランシスコ会会士、後期スコラ学を代表する神学者、哲学者です。通例単にオッカムと呼ばれるが、本来は姓ではなく出身地で呼び方です。本来は「オッカムのウィリアム」と呼ばれます。 |
フランシスコ会の会則の解釈ではいわゆる清貧派の立場をとり、普遍論争では急進的な唯名論の立場に立っていました。トマス・アクィナスの継承者トミストの立場をとる学長と対立してこともあり、30歳を過ぎても命題集講師というつまらない職に留まっていました。 |
オッカムは、フランシスコ会総長チェーザナのミカエルとともに、アヴィニョンからミュンヘンに逃亡、聖職叙任権などをめぐり教皇と対立する神聖ローマ帝国の皇帝ルートヴィヒ4世の保護を受けます。 |
◆〔ウィリアム・オッカム〕のプロフィール。 |