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〔日本の偉人〕

高橋是清

 
〔高橋是清:珠玉の名言〕

・何であろうと一生懸命やれ。

・その職務と同化し一生懸命に真剣になって奮闘努力することではじめてそこに輝ける成功を望み得るのである。

・どんな失敗をしても、窮地に陥っても、自分にはいつか強い運が向いてくるものだと気楽に構え、前向きに努力した。

・国にとっても経済や金融にとっても欠くべからざるは信頼である。


 高橋是清は、日本の幕末の武士、仙台藩士で明治、大正、昭和時代初期の官僚、政治家である。

 立憲政友会第4代総裁、大蔵大臣、第20代内閣総理大臣を務めた。財政家であり総理大臣としてよりも大蔵大臣としての評価の方が高い。

高橋是清の肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)

 是清は藩命により勝海舟の息子と海外へ留学したが、アメリカ人に裏切られたりして一時は奴隷同様の生活を強いられた。しかし、その間に英会話と読み書き能力を習得し帰国する。

 文部省に入省し、十等出仕となり、文部省、農商務省の官僚、特許局初代局長に就任し日本の特許制度を整えるなど活躍した。日露戦争発生に際し、日銀副総裁として戦費調達の為に戦時外債の公募で同盟国の英国に向かった。幾多の困難を乗り越え戦費調達に成功する。1911年には日銀総裁となる。

 1913年、原総理大臣が暗殺された後、総理大臣に就任するが、政権は半年で崩壊した。幾多の政変の後、軍事予算の縮小を図らんとしたが軍部の恨みを買い、二・二六事件において、赤坂の自宅二階で反乱軍青年将校らに暗殺された。



偉人のプロフィール

プロフィール
通称 〔通称〕
・高橋 是清(たかはし これきよ)

本名 〔本名〕
・高橋 是清(たかはし これきよ)

別名 〔幼名〕
・和喜次(わきじ)

〔愛称〕
・ダルマさん

称号 〔位階〕
・正七位
・従五位
・従四位
・正四位
・従三位
・従二位
・正二位

〔勲章等〕
・勲六等瑞宝章
・大日本帝国憲法発布記念章
・勲一等瑞宝章
・男爵
・金杯一組
・大礼記念章
・子爵・旭日大綬章
・第一回国勢調査記念章
・旭日桐花大綬章
・帝都復興記念章
・大勲位菊花大綬章

〔外国勲章佩用允許〕
・外国勲章佩用允許(大韓帝国)
・レジオンドヌール勲章グランクロワ(2回:フランス共和国)

時代 〔時代〕
・江戸時代幕末~昭和時代初期

生誕 〔生誕〕1854年9月19日(嘉永7年閏7月27日)
〔生誕地〕武蔵国江戸芝中門前町(現:東京都港区芝大門)

死没 〔死没〕1936年〈昭和11年〉2月26日(81歳没)
〔没地〕東京府東京市赤坂区(現:東京都港区赤坂)
〔墓所〕

国籍 日本国
言語 日本語
居住地
学歴 〔学歴〕
・ヘボン塾(現:明治学院大学)

職業 〔職業〕
・日本の幕末の武士(仙台藩士)
・明治・大正・昭和時代初期の官僚
・政治家

分野 〔ジャンル〕
・日本の政治家

所属 〔所属〕
・立憲政友会

業績 〔業績〕
・立憲政友会第4代総裁

・第20代 内閣総理大臣
・第33代 大蔵大臣
・第31代 大蔵大臣
・第28代 大蔵大臣
・初代 農林大臣
・初代 商工大臣(農相兼任)
・第21代 大蔵大臣
・第16代 大蔵大臣
・衆議院議員
・貴族院議員

・財政家として知られ、総理大臣としてよりも大蔵大臣としての評価の方が高い。

作品 〔著作〕
 『高橋是清 山県有朋 経済問題論争』
 『立身の径路』
 『高橋是清―立身の経路』
 『処世一家言 半生の体験』
 『半生の体験 世に処する道』
 『高橋是清 随想録』
 『高橋是清自伝』
 『高橋是清伝』
 『高橋是清 経済論』
 『経済論』
 『国策運用の書』
 『是清翁遺訓 日本国民への遺言』
 『高橋是清の日本改造論―“デフレ大恐慌”のいま、死中に活路を見い出す』

受賞歴
名言 〔高橋是清の名言〕

・その職務は運命によって授かったものと観念し精神をこめ誠心誠意をもってその職務に向かって奮戦激闘しなければならぬ。

・その職務と同化し一生懸命に真剣になって奮闘努力することではじめてそこに輝ける成功を望み得るのである。

・人間にも神の心はある。その心が人間の中に輝き出す時人はさながら神となり地上はこのままに一つの楽園となる。

・一足す一が二 二足す二が四だと思いこんでいる秀才には 生きた財政は分からない。

・人間がこの世に生を受けた以上 自分のことは自分で処分し始末すべきである。

・貿易の発展は、日本経済の発展と同一線上にある。ために、一時的な入超を恐れるのは愚そのもので、いまこそヨーロッパ市場を開拓すべきである。貿易が伸びることは経済発展に資することであり、輸出入均衡政策では発展はありえない。

・経済発展には、これまでの武官重視から実業人重視に切り替えねばならない。それでなければとうてい、国力の充実、伸長はない。

・生産に必要なものは何であるか、今日では先づ四つと云はれて居る。資本が必要である、労働が必要である、経済の能力が必要である、企業心の働きが必要である。

・私が浅い学問浅い経験とを以てこの人類社会を考へるとこの人生には二つの道があるやうに思はれる。その一つは即ち人道教、いま一つを経済教と私は名付ける。

・経済の問題は申す迄もなく非常に複雑したものであります。何か一つの極まつた問題に就て具体的に御話しやうと云ふのには事実に就て御話をせねばならぬのである。

・国家といふものは、自分と離れて別にあるものではない。国家に対して、自己といふもののあるべき筈はない。自己と国家とは一つものである。

・自主的の準備とは、我が国の国際貨借の関係に於て、支払いの立場に立たぬやう、国内の産業、海運その他の事業の基礎を確立する事である。

・その性質をも考へず、天引同様に中止する事は、あまりに急激で、そこに必ず無理が出て来る。その無理は即ち、不景気と失業者となつて現れ出づるのである。

・これを止めるとか中止するとかいふには十分に事の軽重を計り、国の経済の上から考へて決せねばならぬ。

・既に取かかつた仕事まで中止するといふ事は考へものだ。

・もとより財政上緊縮を要するといふ事はあるが、その場合には、なるべく政府の新たなる支出を出来るだけ控目にする事が主眼で無くてはならぬ。

・倹約といふ事も詮じ詰れば、物を粗末にしないと云ふ事に過ぎない。しかしながら、如何に倹約がよいからと云つて、今日産業の力を減退させるやうな手段を取る事は好ましからぬ事だ。

・言ふまでも無く、如何なる人の生活にも、無駄といふ事は、最も悪い事である。これは個人経済から云へば、物を粗末にする事である。

・緊縮といふ問題を論ずるに当つては、先づ国の経済と個人経済との区別を明かにせねばならぬ。

・経済的の施設は一朝一夕にその効果を望めるものではない。少くとも二年ぐらゐ経たなくては真の効果は挙げ得ないのである。

・経済界の実情、金融界の事情等を検討して、実際に適応する様に遂行すべきことが主で為政者はこの点に常に留意すべきことはいふまでもない。

・金融業は主として資本を取扱ふ一種の公共的機関である。資本とは国富即ち一国の生産力増加のため使用される金である。

・何であろうと一生懸命やれ。

・尽人事而後楽天して後に天を楽しむ。

・私も今日までには、ずいぶんひどく困った境遇に陥ったことも一度や二度ならずあるのだが、しかも、食うに困るから助けてくださいと、人に頼みにいったことは一度もない。

・他人から見てはうらやましがられるような境遇にいる時でも、自分に重きを置くことをしなかったため、特別によろこぶ気も起らない。

・どんな苦難に直面しても、常に人生を楽しめと説いたのである。おのれの運を信じ、楽観的に物事を見る。そこから拓ける道がある。

・なあ、直。忘れるなよ。順境は、いつまでも続くものではない。だがな、逆境というのもまた心の持ちようひとつで、これを転じて、いくらでも順境にすることができる。

・国にとっても経済や金融にとっても欠くべからざるは信頼である。

・残酷と申すより、卑怯にございます!

・世の人は私を楽観論者だといい、自分自身でも過去を考えて見ると、何だかそうらしく思う。

・どんな失敗をしても、窮地に陥っても、自分にはいつか強い運が向いてくるものだと気楽に構え、前向きに努力した。

・学問は之(これ)を使ってこそ、始めて効用がある。世間の実情を観るに、学問を利用せず、却ってその奴隷となる人が少なくないようである。

・そんなことはありません。喜んで辰野さんの下で働きます。

・もっと歳が若くて、先へ行ってご奉公できるというのなら別だが、ワシはもうこの年齢だ。いま、ご奉公しなければするときがない。ワシは最後のご奉公と思って入閣した・・・

・他任に依頼し、その助力を仰ぐのは、自己の死滅であると、私は信じている。

・「我」を去り私心をなくす、そうして自然の大道と己を一緒にしてみると、「生死」というものがなくなってくる

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