〔世界の偉人〕

アンディ・フグ

　アンディ・フグは、スイス・ボーレン出身の空手家、キックボクサーで、踵落としや下段後ろ回し蹴り（フグトルネード）、左フックを得意技としていた。

　彼が入場時には、ゴットハードの『闘え！アンディ・フグ』やクイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』をテーマ曲に使用していた。

　アンディ・フグの勝負は、判定の勝負な少なく、勝ときはKO勝、負けるときもKO負けというものであった。

　K－1ファイターの中では、小さ目な体で、倒されても倒されても立ち上がる不屈の立ち上がりを見せた。得意技の華麗な蹴落としに絶大な人気があり、TVCMで魅せるユーモアに人気があり、Kー1の人気を確かなものとするなど、創成期のK－1四天王として君臨した。

　・鉄人
　・青い目の侍
　・ミスターK-1

・あきらめないで自分を信じて欠点を矯正していく。それが一番大切だ。

・空手ではすべてが自分に返ってくる。勝った喜び、負けた悔しさ、すべてがね。

・お金だけがすべてじゃない。どうしたら人間的に成長できるか、ということを考えて欲しい。

・どうせ勝てないだろうと全力を出さないものが多いが、彼らは本気で勝とうと挑戦してきた。

・自己流で格闘技をおこない、『自分は強い』と言う君を、世間は笑うかもしれない。 だが、私は、けっして君を笑わない。

　なぜなら、私も少年の頃『空手の世界チャンピオンになる』と言って、笑われていたが、K－1チャンピオンになれたからだ。

　誰にでもチャンピオンになれる可能性がある。

　だから、私は手を抜かず、真剣に君の試合の相手をつとめた。私は君を笑わない。