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河鍋暁斎

河鍋暁斎の肖像・写真
(出典:wikipedia)

 河鍋暁斎は、下総国古河出身で、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師であり日本画家である。反骨精神の持ち主で多くの戯画や風刺画を残した。
 河鍋暁斎は、天保8年に浮世絵師歌川国芳に入門、洪水時に神田川で拾った生首を写生したという「生首の写生」の伝説を残す。小石川片町の火事でもその写生をしている。そして安政2年の安政江戸地震の時に描いた鯰絵「お老なまず」によって本格的に世に知られる。暁斎の錦絵第一号である。

 その後は、浮世絵を描き始め、戯画・風刺画で人気を博す。幕末から20年ほどの間、絵日記を書き続け、4年分ほどが残っている。写実的な似顔絵から、その日の天候までありとあらゆる事が記録された貴重な資料となっている。


この偉人のプロフィール
プロフィール
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