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〔日本の偉人〕

〔い〕で始まる日本の偉人

石原裕次郎

（いしはら ゆうじろう）

　石原裕次郎は、国民的人気のある著名な俳優であり歌手でもあり、石原軍団初代総帥、石原プロモーション創始者でもあります。

　彼は、1956年に映画『太陽の季節』でデビューし、たちまち人気俳優の座を獲得しました。多くの国民から英雄とされ慕われています。

　多くの国民に夢を与え続けた偉大な存在でしたが、1987年7月17日に52歳の若さで他界しました。数十年経った現在でも、人気が衰えることがなく、墓碑には次のように記されています。

「美しき者に微笑を、
　淋しき者に優しさを、
　逞しき者に更に力を、
　全ての友に思い出を、
　愛する者に永遠を。
　心の夢醒める事無く。」

　歌手としての石原裕次郎のヒット曲には、次の曲など多数があります。

　『北の旅人』
　『赤いハンカチ』
　『錆びたナイフ』
　『夕陽の丘』
　『銀座の恋の物語』
　『夜霧よ今夜もありがとう』
　『嵐を呼ぶ男』
　『二人の世界』
　『わが人生に悔いなし』
　『狂った果実』
　『俺は待ってるぜ』
　『俺はお前に弱いんだ』
　『夜霧の慕情』
　『サヨナラ横浜』
　『港町 涙町 別れ町』
　『恋の町札幌』
　『別れの夜明け』
　『ブランデーグラス』
　『西部警察』
　『おれの小樽』
　『みんな誰かを愛してる』

　タフガイ・裕ちゃん・ボス・ユージロー

　人にしてあげたことはすぐ忘れろ、人にして貰ったことは生涯忘れるな。

　墓碑には夫人直筆で次のような言葉で綴られている。

　「美しき者に微笑を、淋しき者に優しさを、逞しき者に更に力を、全ての友に思い出を、愛する者に永遠を。心の夢醒める事無く。」

　数々のヒット曲を持つが、19577年・第8回の『紅白歌合戦』に雪村いづみの応援ゲストとして出演した。それ以外は、歌手としての出場はしていない。歌は素人という理由で毎回、出場を辞退していたという。