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〔日本の偉人〕

〔い〕で始まる日本の偉人

井深大

(いぶか まさる)


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行

あいうえお

〔い〕で始まる日本の偉人

いかりや長介 イチロー
伊藤博文 伊能忠敬
井伊直弼 井深大
一休宗純 稲盛和夫
岩倉具視 岩沢正作
犬養毅 五木ひろし
今川義元 糸川英夫
石ノ森章太郎 石原裕次郎
石川さゆり 石川啄木
石田三成 泉鏡花
板垣退助

 井深大は、日本の電子技術者で実業家で、盛田昭夫とともにソニーの創業者の一人である。

 大学卒業後、写真化学研究所(PCL)に入社し、自ら発明した「走るネオン」という製品がパリ万博博覧会で金賞を獲得した。

井深大の写真 
(出典:wikipedia)

 その後、日本光音工業に移籍後、日本測定器社を設立して常務に就任した。敗戦直後の1945年10月、個人企業「東京通信研究所」を立ち上げ、やがて盛田昭夫らと合流する形で、後のソニーとなる東京通信工業を創業した。多くの革新的商品により戦後日本経済の奇跡的な復興に寄与した。



偉人のプロフィール

プロフィール
通称 井深 大(いぶか まさる)
本名 井深 大(いぶか まさる)
別名

受賞歴
時代 昭和時代~平成時代初期
生誕

1908年4月11日
栃木県上都賀郡日光町

死没 1997年12月19日(89歳没)
東京都
国籍 日本国
言語 日本語
居住地
学歴 早稲田大学理工学部
職業 〔電子技術者・経営者〕
 ・専門分野:電子工学
 ・盛田昭夫とともにソニーの創業者の一人。
分野 電子工学・電子産業
所属 ソニー株式会社
他、関連企業
業績 〔成果〕
・ソニーの設立
・トリニトロンテレビの開発

〔略歴〕
1950年:東京通信工業社長就任
1951年:テープレコーダー発売
1955年:トランジスタラジオ発売
1961年:トランジスタテレビ発売
1962年:日本映画・テレビ録音協会初代名誉会員
1964年:家庭用ビデオ・テープレコーダー発売
1968年:日本テキサス・インスツルメンツ代表取締役社長就任
1972年:国鉄理事就任
1975年:ソニー会長就任
1976年:発明協会会長就任
1977年:国鉄理事退任、井深賞設立、ソニー名誉会長就任
1979年:日本オーディオ協会会長就任
1987年:鉄道総合技術研究所会長就任
1990年:ソニーファウンダー名誉会長就任
作品
受賞歴 〔受賞歴〕
・勲一等旭日大綬章(1986年)
・文化功労者(1989年)
・文化勲章(1992年)
・贈勲一等旭日桐花大綬章(1997年追贈)
名言 〔@@@の名言〕

・「せめてこれくらい」と、私はソニー手帳を示したんです。そうしたら見事にそのサイズで作ってしまった

・「やろう!」という意欲を引き出すためには、トップが説得する努力をすることも必要です

・「物」だけで「もの」を考える時代は終わった。これからは「心」と「意識」を考えたものづくりの時代だ

・0歳から始まる、よい習慣のくり返しだけが、人間をつくる最大条件であろう。しかも、親の意識と努力と忍耐だけが、それを可能にするのである

・アイデアが重要ではない。一つのアイデアをどうやって、具体的にしていくかが重要だ。

・あらゆるいばらの道を切り開き、誰も手がけない新しい創造に取り組め

・ある商品の成功への貢献度をウエイト付けすれば、発明の比重は1、開発は10、商品化は100

・こういったパラダイム・シフト、つまり人間の心を満足させることを考えていかないと、21世紀には通用しなくなることを覚えておいていただきたい

・この人にはこれだけしか、能力がないなどと決めつけては、能力は引き出せません。

・コンスーマーが難なく使える製品とするには、本当に技術が高くて、誰にも解りやすくて、価格もリーズナブルでなくてはならない

・ソニーにしかできないことを、ソニーがやらなくなったら、ソニーではなくなる

・ソニーもホンダも叩かれて強くなった

・その筋が読めるか読めないか、いわゆる直感力が必要だ

・その時その時に現れる技術的な課題に全力でぶつかり、征服していく。目の前の小さな目標しか見えなかった。そして次は何を作ろうということしか考えていなかった

・ただアイデアだけ出して独創性だ創造性だと言っても仕方がないんだよね

・どこもやらないことをやるというのは、まだマーケットも存在しないということでね。ソニーはずっとそうやって一から始めて来たわけですよ

・トップがわからなかったらケンカしてでもいいところをわかってもらえるよう、とことんやっていかないと本物にはならないね

・トップに立つ人は、泥をかぶる覚悟で仕事に立ち向かえ。それでだめだったら潔くシャッポを脱いで謝る。ただ責任ということで、けじめをつけようとすることは間違いだ

・トライ・アンド・エラーを、繰り返すことが経験、蓄積になる。独自のノウハウはそうやってできていく

・どんな人が参画するかによってその成否が決まる。人それぞれの個性と能力を活かして体制を作らなければ、その集団が本気になって仕事に取り組めない

・なぜ、そんな数年先程度のことを言うのか。20年、30年先にはどうなっている、世の中は何を求めていると考えることがなぜ出来ないのか

・ヒット商品は、時代に迎合しない新しい発想から生まれる

・まあ、人類の文明がこれほど発達したのは、言葉と道具の力が大きいと言われています。男がメカ好きなのは、それの延長で、生まれつき備わった特性と言えるんじゃないですか

・もしも、われわれの考えがハード一辺倒なら、明るい将来は望めないであろう。ソフトをできるだけ深く開拓することにより、世界中に入り込むことができる

・ものの種類であれ、つくり方であれ、売り方であれ、新しいものを考案しよう。人真似、猿真似はやめておこう、真似では勝利は得られない

・ものをつくる苦労を知っている人は、失敗を人のせいにしない

・よくできたね。次は、もっといいものになるだろうね

・育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない

・一見、無駄のように思える研究、バカバカしいようなアイデアが創造の命だ。この『無駄=不合理』を解さない人間はほしくない

・一番のモットーは、他の人が既にやってしまったことは、やらないこと

・一粒の麦も、地に落ちてはじめて多くの実を結ぶ

・皆さんのやり方を外部の学者や専門家が無理というなら、それに挑戦してみようよ

・革新は、実は、たわいのない夢を、大切にすることから生まれる

・企業にとって重要なのは発明より革新なのだ。その革新は実はたわいのない夢を大切にすることから生まれる。

・決まった仕事を、決まったようにやるということは、時代遅れであるということを考えなければならないのを、日本全体が忘れているんではないか

・困難であるが故に他者が避ける道を進む

・仕事の報酬は仕事だ。それが一番うれしい

・子どもの人格・人柄は育て方しだい

・私は実験のひとつひとつに最初から立ち会い、あるいは報告を聞いて、その本質をつかむ努力をしました

・自分が思ったことを通していくと、それがやがて真理になっていく

・自分の幸福を考えるとともに、他人の幸福を考える。そうした生きる姿勢が、自分の職場生活をより楽しく豊かなものにし、家庭生活をもうるおいあるものにする。そして、ひいては豊かな社会を作っていくことにつながると言えましょう

・社会をリードしていく人間の、基本的能力とは何か。それが「人徳」であると私は思います

・書店の本棚を眺め、自分に改革を起こしてくれそうな本や私に見つけられるのを待っているような本を買うのが楽しみ

・常識と非常識がぶつかったときに、イノベーションが生まれる。

・心を満足させることで科学の存在価値がある

・人まねをするのはやめようじゃないか

・人間として守らなければならないことは、親がいつも率先してお手本を示しながら、子どもにも守らせること。理屈でなく行動で教えること

・人真似をしない。新しいことを手掛けよう。それは大変なことだが、一つ乗り越えると新しい境地が必ず開かれるから。

・人生で一番の幸福は、仕事と趣味が一致すること。その仕事に興味が持てなかったら、早く足を洗う。そうでなければ、何とか仕事を自分の恋人にしよう、というぐらいの覚悟を決めるしかない

・人生で出会う出来事は、すべて何かを教えてくれる。生きている限り、学ぶべきことがある

・人柄や能力は、子供のころの体験が大事。好奇心や冒険心を育てることが、豊かな人間を作るのだ

・世の中に尽くすとか、他人のために何かするということは、お金ができてから、名声を得てからすることだと、考えるのはまちがいだと思います。

・世界平和を真剣に希求するならば、これからの世代をになう幼児たちの教育にもっと重点をおき、むしろ、それに賭けるくらいの心がけが必要なのではないでしょうか

・整理されすぎた部屋は、子どもの成長を妨げる

・積み重ね方式でこれが出来たからこれにしよう、その次はこれをやろうというのでは、とうてい出来っこない

・素人だからこそ、専門家が気づきにくいところがかえってよく見える場合もあるのではないか

・創造力のある子にしたければ、幼児の空想に口を挟まない

・多くの場合、1歩先を歩む身近な先達(せんだつ)は、子どもの成長進歩にとって教師よりも大きな刺激となる。親が先達の1人として、子どもの好ましい競争者になりえたら、それに勝る教育法はないだろう

・多くの人たちに利用されてこそ、技術である

・中小企業の社長になったつもりで考えろ。彼らは自分が全責任を持って仕事をするから、創意工夫がある

・努力の重点のかけ方をウェイト付けするならば、発明は1、開発は10、そしてその商品化は100

・到達不可能なほど厳しい目標も、計画的に対処すれば実現可能であったのです。たいへん飛躍的な事柄でも比較的短時間の内に完遂できることをアポロは証明してくれました

・日本初、世界初のものを創ってこそ、人より一歩先に進むことができるのだ

・発明はタネ。まずタネを探すこと。それ以上にその発明を育て上げることが大切だ

・歩留まりが悪いということは非常にいいこと。可能性があるということだからだ

・未来を予測するということは、あんまり意味ないんじゃないかと思うのであります。未来ってのは、作り出すものです

・立派な人間になるための一つの条件は、自分が心から尊敬できる人を持つこと

・両親がひたむきに生きる姿自体が、どんな幼い子にも素晴らしい影響を与えるのです

・枠の中からどうやって飛び出すかが重要。技術に感性を結びつけると、大きな飛躍ができる

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