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〔世界の偉人〕

ジェンナー

 

 ジェンナーは、イギリスの医学者であり、それまで行われていた人痘接種より安全性の高い種痘法を開発した近代免疫学の父とされる。

 彼が生まれ、生存した時代には、イギリスでは天然痘が流行することは珍しくはなかった。

ジェンナーの肖像・写真 
(出典:wikipedia)

 この時代、天然痘患者の膿疱から抽出した液を健康な人間に接種する人痘法が知られていて、予防法として有効ではあったが、接種された者の2%ほどは重症化する危険性をもっていた。

 ジェンナーが医師として活動した時代、牛と接する人間が牛痘に罹ることがあったが、その人間は、その後天然痘に罹らないことが知られていた。

 牛痘は、天然痘に比べると非常に軽い病気であったため、ジェンナーはこれが天然痘の予防に使えないか研究し、種痘法を確立した。



 ジェンナーは、1778年から長年にわたって研究を重ね、1796年5月14日に、ジェンナーの使用人の8歳になる息子に牛痘を接種した。

 その少年は、一時的に発熱があり、不快感を経験したが、特に悪化することはなかった。ジェンナーは、6週間後にその少年に天然痘を接種したが、少年は天然痘に罹ることはなかった。こうして、天然痘予防法が成功したのである。

 ジェンナーはこの成果を1798年に発表した。その種痘法はヨーロッパ中に広まり、イギリス議会より賞金が贈られた。

 その後にも天然痘が大流行することがあったが、それを機に種痘法は急速に普及した。その後、改良された天然痘ワクチンが世界中で使われるようになり、1980年には天然痘の根絶が宣言された。


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