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ニュートン

〔世界の偉人〕

ニュートン

 

 アイザック・ニュートンは、イングランドの哲学者・自然哲学者・数学者・物理学者・化学者・天文学者です。

 いわゆるニュートン力学を確立し、古典力学や近代物理学、近代数学の祖と称されています。

ニュートンの肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)

 古典力学は、自然科学や工学分野・技術分野の基礎となるものであり、近代科学文明の構築に極めて大きな影響を与えています。

 ニュートンといえば、「リンゴの木からリンゴが落ちるのを見て万有引力を発見した」という逸話で知られています。

 この逸話の通り、彼は現在の科学から見れば〔古典力学〕と呼ばれる万有引力の法則を発見しました。一般には、この理論は〔ニュートン力学〕と呼ばれています。

 ニュートンは数学的大天才でもあり、現在の科学分野、数学分野で極めて基礎的に理論である、〔微分積分学〕を創出しています。これらの功績により、近代数学、物理学の祖と称されているのです。

 ニュートンは、誕生時点では実父はすでにこの世になく、三歳のときには母親は再婚するなど、やや数奇な運命を辿っています。母親は彼の才能に気づくことはなかったが、親類に才能を見いだされ、1655年にグランサムのグラマースクールに入学する。下宿先で科学書などに出会い熟読するようになる。



 その後、聖書、算術、ラテン語、古代史、初等幾何などを学び、1661年には、トリニティ・カレッジに入学する。小間使い的な仕事をしながら学費を工面した。

 ニュートンは、当時主流だったアリストテレスの学説に基づくスコラ哲学的なものより、デカルトやガリレオ、コペルニクス、ケプラーなどの自然哲学者の数学書・自然哲学書の方を好んで学んだ。

 ルーカス数学講座の初代教授のアイザック・バローという良き師を得て、可愛がられ、時間や空間に関するプラトン主義的思想を獲得する。そして、1665年には、ついに〔万有引力の理論〕や〔二項定理〕を発見し、流率法(微分積分学)を創出することになる。これらの発見、創出は彼が25歳頃までに行われたものであり、この時期を「驚異の諸年」とか「創造的休暇」とかと呼ばれている。ニュートンは、現在では〔変分法〕と呼ばれる数学的方法を後に発見している。

 ニュートンとライプニッツが同時期、独立に発見した、微分積分学の発見については、優先権を巡って25年もの法廷闘争を行うことになる。

 彼の二大著作は『自然哲学の数学的諸原理』と『光学』である。また、彼は非常に多くの蔵書を残したが、自然科学に情熱を注ぐと同様に神学にも熱心で、死後残された蔵書の中で、自然科学分野が256冊だったのに対して神学分野が518冊もあったという。


偉人のプロフィール

プロフィール
通称 アイザック・ニュートン。ニュートン
本名 アイザック・ニュートン(Isaac Newton)
別名

称号 1705年、自然哲学(自然科学)の業績に対して、アン女王からナイトの称号を授けられた。自然科学の業績でナイトの称号が贈られたのは、ニュートンが最初である。

時代 17世紀後半~18世紀前半
生誕 ユリウス暦:1642年12月25日
グレゴリオ暦:1643年1月4日
死没 ユリウス暦:1727年3月20日(満84歳没)
グレゴリオ暦:1727年3月31日(満84歳没)
グレートブリテン王国。イングランド ミドルセックス州 ケンジントン
国籍 イングランド
言語 英語
出身地 イングランド王国:リンカンシャー州、ウールズソープ=バイ=コルスターワース
居住地 英国:イングランド
学歴 ケンブリッジ大学 トリニティ・カレッジ
職業 哲学者・自然哲学者。数学者。物理学者。天文学者・化学者
分野 広範な領域での稀に見る大天才

研究分野:自然哲学・物理学・天文学・錬金術・数学・神学・キリスト教神学

所属 研究機関:ケンブリッジ大学。王立協会
業績 ニュートン力学を確立して近代科学文明の成立に影響を与えた。

ニュートン力学の確立
万有引力の法則の発見
流率法(微積分法、微分積分学)の創出
光のスペクトル分析

作品 ニュートンの二大著書には『Philosophia Naturalis Principia Mathematica(ラテン語)』と『(Opticks』とがある。

『Philosophia Naturalis Principia Mathematica』は、日本語では、次のように表記されることがある。

 『プリンキピア』
 『プリンシピア』
 『自然哲学の数学的原理』
 『自然哲学の数学的諸原理』

また、『Opticks』は『光学』と訳されている。

名言 〔@@@の名言〕


『私は、海辺で遊んでいる少年のようである。ときおり、普通のものよりもなめらかな小石やかわいい貝殻を見つけて夢中になっている。真理の大海は、すべてが未発見のまま、目の前に広がっているというのに。』

この他にも多数の名言を残していて、それらは、下記〔アイザック・ニュートン〕の残した名言のページに記している。

サイト
その他


偉人の名言

ニュートンの残した名言(分類は当サイト管理人の独断によるもの)
真理
・私は、海辺で遊んでいる少年のようである。ときおり、普通のものよりもなめらかな小石やかわいい貝殻を見つけて夢中になっている。真理の大海は、すべてが未発見のまま、目の前に広がっているというのに。

・人間は事実に反することを想像してもよいが、事実しか理解することはできない。事実に反することを理解したとしたも、その理解は間違っている。

・もし私が価値ある発見をしたのであれば、それは才能ではなく忍耐強く注意を払っていたことによるものだ。

・太陽、惑星、彗星からなる最も美しい系は、知性と力ある存在の配慮と支配によってのみ発生しえた。

・神はすべてを数と重さと尺度から創造された。


・私が遠くを見ることができたのは、巨人たちの肩に乗っていたからです。

・プラトンは私の友、アリストテレスは私の友。しかし、最大の友は真理である。

・如才のなさとは敵を作らずに自分を主張することである。

人生
・諸物の多様さと混乱のうちにではなく、つねに単純さのうちに真理は見出される。

・どんな行動にも、必ずそれと等しい反対の反応があるものである。

・天体の動きなら計算できるが、群集の狂気は計算できない。

・我々はあまりにも多くの壁を造るが、架け橋の数は十分ではない。

・年がら年中、そのことばかりを考えていただけです。



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