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〔お〕で始まる世界の偉人

オイラー
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オングストローム

〔世界の偉人〕

オイラー

 

 レオンハルト・オイラーは、数学者であり物理学者、天文学者である。オイラーの名は、複素数表示で指数関数と三角関数の関係を与える〔オイラーの公式〕として知られている。

 また、初等整数論の最も基本的な定理の一つである〔オイラーの定理〕もよく知られている。

オイラーの肖像・写真 
(出典:wikipedia)

 彼は、解析学分野で膨大な業績があり、微積分法が創始された以降、最も多くの分野で貢献した。

 オイラーはその時代の著名な数学者である、ヨハン・ベルヌーイにより才能を見いだされ、自身の数学への興味もあって数学者への道を志した。

 オイラーは1727年にロシア帝国のサンクトペテルブルクの科学学士院に赴任し、級数の問題のひとつであるバーゼル問題を解決したことで有名になった。

 バーゼル問題とは平方数の逆数全ての和を求める問題であり、後にベルンハルト・リーマンが数学史上極めて重要となる 〔ゼータ関数〕 を定義する基礎となった。



 彼は、研究に没頭する中で、視力が衰え片目を失明するが、1741年には、プロイセン王国のフリードリヒ2世のもと、ドイツへ移住しベルリン・アカデミーの会員となる。

 後年、1766年には再びサンクトペテルブルクに戻るが、視力の低下が著しくやがて完全に失明するが1783年に76歳で亡くなるまで数学の研究を続けたという。

 中高生が学ぶようになる関数の概念はライプニッツによって定義されたが、これを現代的な 『y=f(x)』 という表現形式で表したのはオイラーであり、その後の数学や物理学などで圧倒的な威力を発揮した。

 オイラーは人類史上で最多の論文を書いた数学者で、解析学・数論・幾何学・物理学分野における論文は実に5万ページ以上もあるという。1911年以降、論文集が刊行されて続けているが、百年後の現在でも未完である。


偉人のプロフィール

プロフィール
通称 オイラー
本名

レオンハルト・オイラー(Leonhard Euler)

別名

称号

時代

18世紀

生誕

1707年4月15日

死没

1783年9月18日(満76歳没)
ロシア帝国 サンクトペテルブルク
墓所:アレクサンドル・ネフスキー大修道院

国籍

スイス

言語

出身地

スイス:バーゼル

居住地

スイス・ロシア帝国・ドイツ

学歴

バーゼル大学
研究機関:サンクトペテルブルク

職業

数学者・天文学者(天体物理学者)

分野

〔研究分野〕
 数学・天文学

所属

〔研究機関〕
 ロシア科学アカデミー
 プロイセン科学アカデミー

業績

〔数学上の業績〕

 オイラー図
 オイラー数
 オイラー積分
 オイラー線
 オイラーの公式
 オイラーの等式
 オイラーの五角数定理
 オイラーの定数
 オイラーの定理 (数論)
 オイラーのφ関数
 オイラー標数
 オイラーの分割恒等式
 オイラー法
 オイラー予想およびオイラー路の発見

作品

〔数学書〕

 『無限解析入門』
 『微分学教程』

〔科学入門書〕

 『自然科学の諸問題についてのドイツ王女へのオイラーの手紙』

受賞歴

名言

サイト

その他

〔スイス紙幣〕

 1980年~2000年のあいだ使用されたスイスの第6次紙幣の10フラン紙幣に彼の肖像が用いられた。

オイラーの肖像のある10フラン紙幣


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