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〔み〕で始まる日本の偉人

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〔日本の偉人〕

南方熊楠

 

 南方熊楠は、日本の博物学者であり生物学者、民俗学者でもある。

 彼は18もの言語を自在に話し〔歩く百科事典〕と称されるほどの独特な人格の持ち主であった。彼の言動には人並み外れた奇抜なものがあり、多くの逸話も残している。

南方熊楠の肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)

 菌類学者であり粘菌の研究で有名で、菌類の研究において新種の菌類70種を発見したとされる。主著に『十二支考』『南方随筆』などがある。



 南方熊楠は、粘菌の研究で知られる日本の大学者である。キノコや藻類、コケ、シダなどの研究や高等植物、昆虫、小動物なども研究し、早い段階で生態学を日本に導入した。菌類の研究では新種70種を発見している。

 熊楠は、英語やフランス語、イタリア語、ドイツ語、ラテン語、スペイン語に通じていたとされ他、漢文の読解力も高く、古今東西の文献を読破した。熊楠の言動や性格が奇抜で人並み外れたものであるため、後世に数々の逸話を残している。

 1893年(明治25年)イギリス滞在時に、科学雑誌『ネイチャー』誌上で「東洋の星座」についての論文を発表するなど、生涯で『ネイチャー』誌に51本の論文を掲載している。これは現在に至るまで歴代の最高記録である。

 世界各地で採集し発見した地衣・菌類や科学史・民俗学・人類学に関する英文論考を、『ネイチャー』と『ノーツ・アンド・クエリーズ』に次々と寄稿している。

 帰国後は、独創的な思考によって、日本の民俗・伝説・宗教を広範な世界の事例と比較して論じ、当時としては早い段階での比較文化学(民俗学)も展開している。


偉人のプロフィール

プロフィール
通称 〔通称〕
・南方 熊楠(みなかた くまぐす)

本名 〔本名〕
・南方 熊楠(みなかた くまぐす)

別名
受賞歴
時代 〔時代〕
・江戸時代末~昭和時代初期

生誕 〔生誕〕1867年5月18日(慶応3年4月15日)
〔生誕地〕紀伊国 和歌山

死没 〔死没〕1941年(昭和16年)12月29日(74歳没)
〔没地〕和歌山県 田辺町
〔墓所〕

国籍 大日本帝国
言語 日本語
居住地 〔居住〕
・日本
・アメリカ合衆国
・イギリス

学歴 〔学歴〕
・雄小学校入学
・和歌山中学校
・神田共立学校
・東京大学予備門
・東京大学予備門退学

・パシフィック・ビジネスカレッジ
・ミシガン州州立農業学校転入
・ミシガン州州立農業学校退学

職業 〔職業〕
・日本の博物学者
・生物学者
・民俗学者

分野 〔研究分野〕
・博物学
・生物学(特に菌類学)
・民俗学

所属 〔研究機関〕
・大英博物館

業績 〔業績〕
・南方熊楠は、粘菌の研究で知られる日本の大学者であり、早い段階で生態学を日本に導入した。菌類の研究では新種70種を発見している。

作品 〔著書〕
 『十二支考』
 『南方随筆』
 『南方二書』
 『南方閑話』
 『続南方随筆』

〔全集・選集・日記〕
 『南方熊楠全集』
 『南方熊楠全集』
 『南方熊楠選集』
 『南方熊楠日記』

名言 〔南方熊楠の名言〕



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その他

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