アマゾン

〔日本の偉人〕

〔き〕で始まる日本の偉人

北島三郎

（きたじま さぶろう）

　北島三郎は、昭和時代から平成時代の日本を代表する演歌歌手で、演歌界の長老であり、大御所です。

　彼はまた、俳優であり、更に作詞家、作曲家としても活躍しており、多くの内弟子を育てたり、他の歌手への楽曲の提供もしています。

　内弟子からは〔親父〕と呼ばれ、一般的には〔サブちゃん〕の愛称で親しまれています。

　北島三郎は、東京八王子市に36部屋もある大豪邸を構え、家族や内弟子と共に住んでいて、ここで後進の演歌歌手の育成や演歌の振興に努めています。内弟子には、彼の娘婿である〔北山たけし〕や〔山本譲二〕〔小金沢昇司〕などがいます。

　彼の歌う曲には、『函館の女』などの女シリーズや『兄弟仁義』などの任侠シリーズ、『山』や『川』などのような一文字シリーズなど非常に多くのヒット曲があります。祭りなどをテーマにする曲もあるのですが、不思議なことに、彼は酒を歌っても一滴の酒も飲むことができない体質だといいます。

　北島三郎は、1962年のデビュー以来、NHK紅白歌合戦の常連歌手として長年活躍してきました。2013年大晦日での紅白出場が彼にとっての50回目の出場でしたが、これを最後に紅白歌合戦からの引退を表明しています。

　とはいっても、歌手生活から引退するわけではなく、本人自身は紅白を卒業し、世代交代を進めたいとの意向もあるとのことです。北島三郎には次のような多くのヒット曲があります。

『なみだ船』
『ふたり咲き』
『まつり』
『還暦』
『帰ろかな』
『橋』
『兄弟仁義』
『剣山』
『高尾山』
『薩摩の女』
『山』
『人道』
『川』
『路遥か』
『男一代』
『男橋』
『男鹿半島』
『竹』
『峠』
『年輪』
『白夜の狼』
『函館の女』
『百年の蝉』
『父子の誓い』
『父親』
『与作』
『片道切符』
『歩』
『母』
『北の漁場』
『北の大地』
『有明海』
『風雪ながれ旅』

大野穣

サブちゃん・親父、原譲二（作詞作曲家としてのペンネーム）

昭和時代、平成時代

1936年10月4日

日本国

日本語

北海道上磯郡知内村（現・知内町）

東京都、他

東京声専音楽学校卒業

歌手

演歌歌手、シンガーソングライター、俳優

レーベル：クラウン
新栄プロダクション（1962年 - 1972年）
北島音楽事務所（1972年 - ）

『なみだ船』
『ふたり咲き』
『まつり』
『還暦』
『帰ろかな』
『橋』
『兄弟仁義』
『剣山』
『高尾山』
『薩摩の女』
『山』
『人道』
『川』
『路遥か』
『男一代』
『男橋』
『男鹿半島』
『竹』
『峠』
『年輪』
『白夜の狼』
『函館の女』
『百年の蝉』
『父子の誓い』
『父親』
『与作』
『片道切符』
『歩』
『母』
『北の漁場』
『北の大地』
『有明海』
『風雪ながれ旅』

1962年12月
『なみだ船』第4回日本レコード大賞・新人賞受賞

1980年10月
『風雪ながれ旅』第1回古賀政男記念音楽大賞受賞

1984年2月
ブラジル政府より日本人初となるアンシェッタ勲章を授与

1986年12月
『北の漁場』第28回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞受賞

1989年12月
日本作曲大賞・特別賞受賞

1990年5月
美智子妃殿下より、金色有功章授与

1990年12月
第32回日本レコード大賞・特別賞受賞

1991年11月
紺綬褒章授与

1991年8月
故郷・北海道より道民栄誉賞を授与される

1991年12月
『北の大地』第33回日本レコード大賞・歌謡曲演歌部門大賞受賞

1992年3月
ゴールデンアロー賞 特別賞受賞

1993年7月
外務大臣表彰授与

1996年12月
第38回日本レコード大賞・美空ひばりメモリアル賞受賞

1999年8月
函館市より函館市栄誉賞を授与される

2003年11月
八王子観光大使委嘱

2010年3月
NHK放送文化賞受賞

2010年1月
『夫婦一生』でオリコンTOP10入り最年長記録樹立

2010年3月
座長公演4000回達成

2011年3月
松尾芸能賞 大賞受賞

2011年12月
第53回日本レコード大賞 大衆歌謡文化賞受賞

2013年12月
NHK紅白歌合戦 最多出場50回達成