ローレンス・エドワード・“ラリー”・ペイジは、Googleの共同創業者、前最高経営責任者(CEO)である。現在は持株会社であるアルファベット社CEOで、ファミリーネームについてはページとの表記もある。
アメリカ合衆国ミシガン州ランシングに生まれる。父親のカール・ビクターはミシガン州立大学の計算機科学・人工知能教授で、母親のグロリアはユダヤ人で、彼女もミシガン州立大学でコンピュータプログラミングの教師をしていた。 ラリーは、6歳の頃からコンピュータを触り始め、ミシガン州立大学で計算機工学を専攻、1995年に学士(計算機工学)号を取得している。 卒業後、スタンフォード大学計算機科学の博士課程に進学し、テリー・ウィノグラードの指導の下、ウェブのリンク構造、人間とコンピュータの相互作用、検索エンジン、情報アクセスインタフェースの拡張性、個人的なデータのデータマイニング手法などを研究した。
在学中、同じくスタンフォード大学計算機科学の博士課程に在籍していたセルゲイ・ブリンと出会い、『大規模なハイパーテキスト的なウェブ検索エンジンに関する解剖』共著で執筆した。 修士号取得後、スタンフォード大学を休学し、1998年にGoogle社を共同設立する。 グーグル社の従業員200人程度の規模になった、2001年4月頃まで共同社長兼最高経営責任者を務め、同年7月に最高経営責任者職をエリック・シュミットに譲る。 シュミット、ブリン、ペイジによる三頭体制で製品部門担当の社長を務めていたが、2011年4月4日付で最高経営責任者に復帰する。 2015年10月2日、グーグルの組織再編に伴い新たに設立された持株会社・アルファベット社の最高経営責任者に就任した。グーグルCEOはスンダル・ピチャイが後任となった。(出典:ウイキペディア)