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〔日本の偉人〕

山下清

 
〔山下清:珠玉の名言〕

・旅行するのはくせだからなおらない。

・敵のたまにあたって死ぬのが一番おっかないな。

・頭が悪いけれど一生懸命働きます。

・神の国なのにどうして負けたんだろう。

・女は心がやさしいというのはうそだ。


 山下清は、日本中を放浪しながら絵画を描いたことで知られる日本の画家である。

 彼は、幼少時に重篤な消化不良で生命の危機にあい、その後遺症として軽い言語障害や知的障害を受けることになった。

山下清の肖像・写真 
(出典:山下清 公式サイト)

 彼は普通の学校での勉強にはついていくことができず、千葉県にある知的障害児施設「八幡学園」へ預けられるが、ここで「ちぎり紙細工」に出会い、没頭してその類まれな才能を開花させる。やがて多くの人々から賛嘆を浴び個展が開催されるようになる。

 彼には兵役免除のための放浪など幾多の物語があるが、戦後は「日本のゴッホ」とか「裸の大将」と呼ばれ親しまれた。

 山下清の代表作には、『長岡の花火』『エッフェル塔』などがある。



 戦前、1937年(昭和12年)、早稲田大学で小さな展覧会が開催された。その翌年には同大学の大隈小講堂で「特異児童労作展覧会」が開かれたが、山下清の作品も展示された。

 更に同年末には、東京市京橋区銀座の画廊で初個展が開催された。翌年1月には、大阪の朝日記念会館ホールで展覧会が開催され、清の作品は多くの人々に感動を与えた。有名な洋画家である梅原龍三郎は次のように感想を述べている。

 「作品だけからいうとその美の表現の烈しさ、純粋さはゴッホやアンリ・ルソーの水準に達していると思う」

 1956年(昭和31年)には、東京大丸の「山下清展」を始め、全国巡回展が約130回開かれ、観客数は500万人を超えたという。

 1961年(昭和36年)6月、精神病理学者・式場隆三郎らとともに40日間ほどのヨーロッパ旅行を楽しみ、各地の名所を絵に残している。晩年には『東海道五十三次』の制作を志して、東京から京都までのスケッチ旅行に出掛け、およそ5年の歳月をかけて55枚の作品を遺している。


偉人のプロフィール

プロフィール
通称 〔通称〕
・山下 清(やました きよし)

本名 〔本名〕
・大橋 清(おおはし きよし)

別名 〔別名〕
・裸の大将
・日本のゴッホ

称号
時代 〔時代〕
・大正時代末~昭和時代

生誕 〔生誕〕1922年3月10日(大正11年3月10日)
〔生誕地〕東京都台東区浅草区日本堤

死没 〔死没〕1971年7月12日(昭和46年7月12日)(49歳)
〔没地〕
〔墓所〕富士霊園

国籍 日本国
言語 日本語
居住地 〔居住地〕
・東京都北千住
・東京都練馬区谷原
・千葉県東葛飾郡八幡町
・我孫子の弥生軒などに住み放浪

学歴 〔学歴〕
・八幡学園(市川市)

職業 〔職業〕
・画家
・ちぎり絵作家

分野 〔ジャンル〕
・ちぎりえ

所属
業績 〔業績〕
・日本全国を放浪し、絵,貼り絵、マジック絵等を残し日本のゴッホと言われた。

・戦前戦後に山下清展が開催されている。特に、1956年には東京大丸をはじめ、全国巡回展が130回ほど開かれ、観客数は500万人を超えたという。

作品

〔作品〕
 『長岡花火の貼り絵』
 『エッフェル塔』
 『東海道五十三次』

〔著書〕
 『山下清の放浪日記』

受賞歴
名言 〔山下清の名言〕

・旅行するのはくせだからなおらない。

・敵のたまにあたって死ぬのが一番おっかないな。

・頭が悪いけれど一生懸命働きます。

・神の国なのにどうして負けたんだろう。

・女は心がやさしいというのはうそだ。

サイト
その他  山下清は、驚異的な映像記憶力の持ち主であり、海外の研究者などの中には、清はいわゆる「サヴァン症候群」だったと考える人がいる。

 事実、彼は花火などの風景を描く時、その場で絵を描くことはなく、多くの場合、八幡学園や実家に帰ってから記憶を基に描くというスタイルだったという。これはサヴァン症候群の典型的なパターンである。


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