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〔日本の偉人〕

〔ほ〕で始まる日本の偉人

本田美奈子

（ほんだ みなこ）

　本田美奈子は、日本の歌手であり女優です。彼女は、アイドル歌手として1990年代以降にミュージカルで活躍しました。

　21世紀に入ってからはクラシックとクロスオーバーに挑戦するなど活動していましたが、2004年末頃に急性骨髄性白血病を発症、入退院を繰り返し、2005年11月6日に死去しました。

　本田美奈子は、歌手を夢見た母親の影響を受け、幼少時より歌を愛する少女でした。小学校の卒業文集に「女優か歌手になれたらイイ」と書いていました。

　中学生時代「スター誕生！」のオーディションで決戦大会にまで進みました。しかしプロダクションからスカウトされることはありませんでした。1983年7月、東京成徳短期大学附属高等学校時代に、少女隊のメンバーを探していたボンド企画に原宿でスカウトされ、思わぬことから芸能界入りを果たします。

　その後、並外れた歌唱力が見込まれソロ歌手として活動するようになります。1984年、第8回長崎歌謡祭に出場してグランプリを受賞します。高校2年生の時でした。

　1985年4月20日、東芝EMIから『殺意のバカンス』で歌手デビューを果たし、シングル『Temptation（誘惑）』をヒットさせます。

　更に、翌1986年には『1986年のマリリン』をリリースし大ヒットを飛ばします。1988年には、女性だけのロックバンド〔MINAKO with WILD CATS〕を結成して、シングル『あなたと、熱帯』、アルバム『WILD CATS』などを発表しました。

　本田美奈子は、1980年代後半を代表するアイドル歌手として、2000年代に入ってからも日本の芸能史上出色の存在として活躍していましたが、2005年11月6日、白血病により急逝してしまいました。

　彼女には次のようなヒット曲があります。

　『風のうた』
　『ナージャ!!』
　『1986年のマリリン』
　『つばさ』
　『Sosotte』
　『Temptation（誘惑）』
　『Oneway Generation』

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