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ホメロス

 

 ホメロスは、紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物で、ホメーロスとも呼ばれる。

 彼は、西洋文学最初期の2つの作品、『イーリアス』と『オデュッセイア』の作者と考えられている。

ホメロスの肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)

 「ホメロス」という語は「人質」、もしくは「付き従うことを義務付けられた者」を意味する言葉とされる。古代人はホメーロスを「詩人」というシンプルな異名で呼んでいた。

 今日でもなお、ホメーロスが実在したのかそれとも作り上げられた人物だったのか、また本当に2つの叙事詩の作者であったのかを断ずるのは困難である。

 それでも、イオニアのキオス、スミルナ、コロポーンなど多くの都市が、このアオイドス(吟遊詩人)の出身地の座を争っており、また伝承ではしばしばホメロスは盲目であったとされ、人格的な個性が与えられている。

 彼が実在の人物であったとしても、伝説では紀元前8世紀ともされているが、生きていた時代がいつ頃なのかも定かでない。その出生についても、女神カリオペの子であるという説や私生児であったという説などがありはっきりしない。彼は、キュクラデス諸島のイオス島で没したと伝承されている。

 当時の叙事詩というジャンルを1人で代表するホメロスが古代ギリシア文学に占める位置は極めて大きい。



 紀元前6世紀以降、『イーリアス』と『オデュッセイア』はホメロスの作品と考えられるようになり、また叙事詩のパロディである『蛙鼠合戦』や、ホメロス讃歌の作者とも見做されるようになった。

 主にイオニア方言などからなる混成的なホメロスの言語は、紀元前8世紀には既に古風なものであり、テクストが固定された紀元前6世紀にはなおのことそうであった。両叙事詩は長短短六歩格(ダクテュロスのヘクサメトロス)で歌われており、ホメロス言語はこの韻律と密接に結び付いている。

 古代において、ホメロスの作品に与えられていた史料としての価値は、今日では極めて低いものと見做されている。(出典:ウイキペディア)


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