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〔世界の偉人〕

エマーソン

 

 ラルフ・ウォルドー・エマーソンは、アメリカ合衆国の思想家であり哲学者・作家・詩人・エッセイストです。彼は、無教会主義の先導者として知られています。

 彼は、自然とは言語であり、ここから全てを学ぶべきだと主張し、知識人達による〔超越クラブ〕の運動を主導しました。

エマーソンの肖像・写真 
(出典:wikipedia)

 エマーソンは、1803年マサチューセッツ州ボストンで生まれましたが、父親は彼が8歳になる直前に他界し、母親に育てられました。また、叔母のマリー・ムーディ・エマーソンから深く影響を受けて育ったという。

 彼は、若干14歳でハーバード大学に入学、18歳で卒業し、21歳までの間、ボストンで教師として働きました。その後ハーバード神学校で伝道資格を取得して牧師になりますが、自由信仰のため教会を追われ、一時期ヨーロッパで過ごします。また、学費を稼ぐために学生食堂のウェイターなどのアルバイトをしました。彼の学業成績は並みだったといいます。

 エマーソンは、健康上の問題などから住みやすい気候を求めて、サウスカロライナ州チャールストンやフロリダ州のセントオーガスティンへと移住します。セントオーガスティンでは、浜辺を散策しながら作詞に没頭するようになります。

 この土地で、ナポレオン・ボナパルトの甥で2歳年上のアシーユ・ミュラ王子と知り合い、親友となります。二人は宗教や社会、哲学、政治について議論をしています。

 ハーバード大学卒業後、数年間は母の家に設立した若い女性のための学校で、教鞭をとり、その後はボストン第二教会で助任牧師となります。彼は、その他にもマサチューセッツ議会の牧師なども務め多忙を極めます。



 やがて彼は、協会のやり方や信仰に疑問を持ちはじめ、教会と対立するようになり、追放されてしまいます。彼は牧師としての身分を捨て、宗教的慣例や伝統の限界に縛られない自由な思想家の道に進んだのです。

 その後のエマーソンは、ヨーロッパを旅し、あるとき、パリ5区にある植物園を訪れます。植物学者ジュシューによる植物体系の分類や、あらゆる対象の相関性に大きな感銘を受け、神学から離れ科学への向かうようになります。

 1833年夏、アメリカに帰国すると、マサチューセッツ州ニュートンで母親と暮らすようになります。そして彼は、パリでの経験を活かして、講演会を開き彼の信念を語り始めます。その後も、彼は生涯にわたって1500回もの講演を行っています。

 彼は、「自然とは言語であり、人が学び得るあらゆる新しい発見とは、新しい言葉なのだ」といいます。彼の初期の作品は『nature』と名付けられます。1836年9月8日、この『nature』出版前日には同好の知識人達が集まり、いわゆる〔超越クラブ〕の運動がスタートします。そして、翌日、彼の最初の評論『nature』は匿名で出版されました。

 エマーソンは、次々と講演を続け、1844年には2番目の評論集『Essays: Second Series』を出版します。こうして、この後も多数の評論集が出版されました。

 1867年、エマーソンの健康状態は悪化し、長年続けて来た日記も書けなくなり、数年後には痴呆が進み、自分が誰かも分からなくなってしまいます。エマーソンは肺炎を患い1882年4月27日に死去しました。

 エマーソンは非常に独特な生きざまを見せたが、同時代の知識人だけでなく、現代においてもさまざまな思想家たちに影響を与え続けています。


偉人のプロフィール

プロフィール
通称 エマーソン、エマソン、エマスン
本名 ラルフ・ウォルドー・エマーソン(Ralph Waldo Emerson)
別名

コンコードの賢者

受賞歴
時代 19世紀哲学
生誕 1803年5月25日:アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン
死没 1882年4月27日:アメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコード
国籍 アメリカ合衆国
言語 英語
出身地 アメリカ合衆国:マサチューセッツ州ボストン
居住地 アメリカ合衆国、ヨーロッパ
学歴 ハーバード大学
職業 思想家、哲学者、作家、詩人、エッセイスト。
分野 西洋哲学。無教会主義。個人主義。超越主義。
所属 超越クラブ
業績 無教会主義の先導者。超越クラブの指導者。
処女作 評論集『nature』
作品 〔作品(評論集)〕
 『Nature』(1836)
 『The American Scholar』(1837)
 『Divinity College Address』(1838)
 『Literary Ethics』(1838)
 『Essays: First Series』(1841)
 『Man the Reformer』(1841)
 『The Conservative』(1841)
 『The Method of Nature』(1841)
 『The Transcendentalist』(1842)
 『Essays: Second Series』(1844)
 『The Young American』(1844)
 『Representative Men』(1850)
 『English Traits』(1856)
 『Brahma』(1857)
 『The Conduct of Life』(1860)

名言 〔@@@の名言〕



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