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〔日本の偉人〕

〔ふ〕で始まる日本の偉人

藤沢周平

(ふじさわ しゅうへい)


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行

はひふへほ

〔ふ〕で始まる日本の偉人

フランク永井 福田赳夫
藤原定家 藤原不比等
藤原鎌足 藤原啓
藤子不二雄 藤城清治
藤沢周平 蕗谷虹児
福井謙一 福沢諭吉

 藤沢周平は、山形県鶴岡市出身の日本の小説家である。江戸時代の下級武士層や庶民層の機微や哀歓を描く小説が得意であった。

 特に〔海坂藩(うなさかはん)〕という架空の藩を舞台にして多くの作品を残している。

藤沢周平の肖像・写真 
(出典:SeeSaa)

 代表作には『暗殺の年輪』や『海鳴り』『白き瓶』『蝉しぐれ』などがある。また、オール讀物新人賞や直木三十五賞、吉川英治文学賞など多くの文学賞を受賞している。



偉人のプロフィール

プロフィール
通称 〔通称〕
・藤沢 周平(ふじさわ しゅうへい)

本名 〔本名〕
・小菅 留治(こすげ とめじ)

別名
称号 〔栄典〕
・紫綬褒章
・山形県県民栄誉賞
・鶴岡市特別顕彰
・鶴岡市名誉市民顕彰

時代 〔時代〕
・昭和時代~平成時代初期

生誕 〔生誕〕1927年(昭和2年)12月26日
〔生誕地〕山形県鶴岡市

死没 〔死没〕1997年(平成9年)1月26日(69歳没)
〔没地〕東京都新宿区戸山
〔戒名〕藤澤院周徳留信居士
〔墓所〕八王子霊園

国籍 日本国
言語 日本語
居住地
学歴 〔学歴〕
・青龍寺尋常高等小学校
・黄金村国民学校高等科
・山形県立鶴岡中学校
・山形師範学校(現:山形大学)

職業 〔職業〕
・日本の小説家

分野 〔ジャンル〕
・時代小説

所属
業績 〔業績〕
・江戸時代の世相や生活を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を数多く残した。

・特に、架空の藩である「海坂藩(うなさかはん)」を舞台に様々な出来事を見事に描いた作品群に人気がある。

作品 〔代表作〕
 『暗殺の年輪』
 『たそがれ清兵衛』
 『海鳴り』
 『白き瓶』
 『蝉しぐれ』

〔その他作品〕
 『又蔵の火』
 『闇の梯子』
 『檻車墨河を渡る(改題:雲奔る)』
 『竹光始末』
 『時雨のあと』
 『義民が駆ける』
 『冤罪』
 『暁のひかり』
 『逆軍の旗』
 『喜多川歌麿女絵草紙』
 『闇の穴』
 『闇の歯車』
 『長門守の陰謀』
 『春秋山伏記』
 『一茶』
 『神隠し』
 『雪明かり』
 『回天の門』
 『驟り雨』
 『橋ものがたり』
 『出合茶屋』(改題:『闇の傀儡師』)
 『夜の橋』
 『時雨みち』
 『霜の朝』
 『密謀』
 『よろずや平四郎活人剣』
 『龍を見た男』
 『白き瓶-小説・長塚節』
 『花のあと』
 『風の果て』
 『決闘の辻 藤沢版新剣客伝』
 『潮田伝五郎置文』
 『本所しぐれ町物語』
 『市塵』
 『麦屋町昼下がり』
 『三屋清左衛門残日録』
 『玄鳥 文藝春秋』
 『天保悪党伝』
 『秘太刀馬の骨』
 『夜消える』
 『日暮れ竹河岸』
 『漆の実のみのる国』
 『早春』
 『静かな木』

〔随想集〕
 『周平独言』
 『小説の周辺』
 『半生の記』
 『ふるさとへ廻る六部は』
 『帰省 未刊行エッセイ集』
 『乳のごとき故郷』
 『甘味辛味 業界紙時代の藤沢周平』
 『江戸おんな絵姿十二景』

受賞歴 〔受賞歴〕
・第38回「オール讀物」新人賞受賞
・第69回直木賞受賞
・第20回吉川英治文学賞受賞
・第40回芸術選奨文部大臣賞受賞
・第37回菊池寛賞受賞
・芸術選奨受賞
・菊池寛賞受賞
・朝日賞受賞
・第10回東京都文化賞受賞
・紫綬褒章受章
・鶴岡市特別顕彰受賞
・山形県県民栄誉賞受賞

名言 〔藤沢周平の名言〕

・私自身当時の小説を読み返すと、少少苦痛を感じるほどに暗い仕上がりのものが多い。男女の愛は別離で終わるし、武士が死んで物語が終わるというふうだった。ハッピーエンドが書けなかった。

サイト
その他  藤沢周平の出身地である鶴岡市には、「鶴岡市立藤沢周平記念館」がある。

 鶴岡藤沢周平文学愛好会が、毎年、祥月命日の前後に「寒梅忌」を開催している。


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