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〔日本の偉人〕

〔ね〕で始まる日本の偉人

根津嘉一郎

（ねづ かいちろう）

　根津嘉一郎は、甲斐国山梨郡正徳寺村生まれの日本の政治家であり実業家である。

　東武鉄道や南海鉄道など日本国内の多くの鉄道敷設や再建事業に関わり、「鉄道王」とも呼ばれる。

　1889年に村会議員となり、東京へ進出する。若尾逸平や雨宮敬次郎と知り合い、甲州財閥を形成する。1891年には鉄道期成同盟会を結成し、中央線の敷設運動を行う。

　1905年には、東武鉄道の社長に就任し経営再建する。以降、政界にも進出して憲政会所属の衆議院議員4期務めた。後に勅選貴族院議員となっている。

・不平不満は出世の行きづまり。

・会社再生の秘訣は、どこに不正と不合理があるか、その病原を退治することが一番近道である。。

・社会から得た利益は、社会に還元する義務がある。。

・全然怒らなくて、世のなかが無事にすごせるというわけにもいかない。怒るときはおおいに怒ってもいい。