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〔世界の偉人〕

〔わ〕で始まる世界の偉人

ワット


あ行か行さ行た行な行
は行ま行や行ら行わ行

わをん

〔わ〕で始まる世界の偉人

ワーグナー
ワシントン大統領
ワット
ワンガリ・マータイ

 ジェームズ・ワットは、イギリスの発明家・機械技術者である。18歳のとき、ワットは、計測機器の製造技術を学ぶためロンドンに行き、短期間でその技術を修得する。

 グラスゴー大学で計測器製作に従事した頃、ワットは蒸気機関技術に興味を抱く。当時の蒸気機関は、シリンダーが冷却・過熱を繰り返すため、熱効率が悪いことに気付く。

ワットの肖像・写真 
(出典:ウイキペディア)

 彼は、凝縮器を分離する方法を考案し、熱量ロスの低減、蒸気機関出力・効率の向上、燃費を著しく高めることに成功する。

 ワットは新式蒸気機関の商品化を目指すが、初期には資金難に遭遇する。しかし、1775年にマシュー・ボールトンという協力者を得て、新会社ボールトン・アンド・ワット商会を創立して大成功を収める。

 その後、この蒸気機関の技術は、イギリスのみならず全世界の産業革命の進展に寄与した。大資産家になったワットは、その後も発明研究を続けるが、蒸気機関ほど成功したものはない。

 1765年の蒸気機関発明に際して、単位時間の仕事量を表す単位を定める必要性が起こった。そこで、ワットは、馬に荷物を引かせることを基準とすることにした。

 ワットは、重量 33,000ポンド(約15トン)の荷物を馬に引かせ、1分間に1フィート引ける能力を〔1馬力〕と定め、これを動力の単位とすることにした。

 彼の功績に因んで、国際単位系における仕事率の単位には「ワット」という名称がつけられた。



偉人のプロフィール

プロフィール
通称 ワット
本名

ジェームズ・ワット(James Watt)

別名

称号

時代

18世紀~19世紀初頭

生誕・生誕地

1736年1月19日・グレートブリテン王国:スコットランド レンフルーシャー州 グリーノック

死没

1819年8月25日(83歳)・グレートブリテン及びアイルランド連合王国:イングランド バーミンガム ハンズワース(en)

国籍

イギリス

言語 英語
居住地

イギリス

学歴

グラスゴー大学

職業

〔研究分野〕:工学・発明

分野

蒸気機関の実用化

所属

〔研究機関〕:ボールトン・アンド・ワット社

業績

〔主な業績〕:蒸気機関の改良、他

作品

受賞歴

名言

サイト

その他


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