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〔インドネシアの偉人〕 |
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スカルノ大統領 |
スカルノは、現在のインドネシアがオランダの植民地時代(オランダ領東インド時代)から、民族主義運動・独立運動を率いて独立させた、インドネシアの政治家である。 スカルノは、日本が連合国に無条件降伏した2日後の1944年8月17日、オランダ植民地政府が逃亡したままの中で、「インドネシア国民の名において」インドネシアの独立を宣言した。 独立宣言後、初代大統領となり独特なカリスマ性によって、大衆の民族意識を鼓舞した。しかし、1965年のいわゆる〔9・30事件(軍事クーデター)」で失脚、その後は不遇の晩年を送った。 |
スハルト大統領 |
スハルト大統領は、インドネシアの軍人・政治家である。第2代大統領に30年以上も居座り、開発独裁政権として同国の工業化を推し進めた功績がある。 しかし、アジア通貨危機後に発生した政治不安・社会不安を収拾することに失敗し、大統領職辞任に追い込まれた。 大統領在任期間中に、自身の一族への不正な利益許与などを行ったことで、大統領辞職後に法的責任を追及されたが、高齢のうえ健康問題も抱えていたことから刑事訴追は免れた。 |