実業家とは、生産や流通・販売などの経済的活動を通じて社会に貢献しようとする人物をいう。
多くの場合、企業経営者もしくは企業の指導者などを指すことが多い。
事業を行うという点では同じだが、田舎の土建屋とか小売業の社長などは、自分のためだけに働くことが多く、多分に横柄であり自分勝手であるために、一般的には実業家とは呼ばれない。
実業家に対比される言葉は〔資本家〕であるが、どちらも大資産家であることが多く、それ故に、資本家であり実業家である人物は多い。どちらも日本や世界の市場経済を担う重要な人たちである。
一般用語として実業家といわれる人たちの中でも、特定の業種に限るときには独特な言葉で呼ばれるようになる。
銀行の社長や頭取などは、〔銀行家〕と呼ばれるし、芸能事務所の経営者なら〔芸能プロモーター〕、野球やプロレス団体などの経営者は、〔プロモーター〕などと呼ばれている。
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