五木ひろし |
五木ひろしは、1971年の『よこはま・たそがれ』でデビューした日本の歌謡界を代表する演歌歌手です。 五木ひろしは、50年以上もの長い間、日本の演歌界に君臨し、その功績が認められ、2007年には紫綬褒章を受章しています。 彼はまた、歌手活動のほか、作曲家・俳優としても活躍中です。 |
五木ひろしは、鉱山技師の父の仕事の関係で各地を転々と移動するなか、京都府で生まれ、幼少時より歌唱に優れた才能を発揮し将来の歌手を夢見ていたといいます。少年時代には作曲家の上原げんとの内弟子となり歌手への道を目指しました。 1964年、第15回コロムビア全国歌謡コンクールで優勝し、「歌うミスター平凡」に選抜されます。翌年、コロンビアから〔松山まさる〕の芸名でシングル6枚を出すも全くヒットしませんでした。その後、芸名を〔一条英一〕〔三谷謙〕に改名するもヒットしませんでした。 1970年、オーディション番組『全日本歌謡選手権』でグランドチャンピオンとなり、同番組の審査員だった作詞家の山口洋子、作曲家の平尾昌晃に師事することとなり、翌年3月にミノルフォンから〔五木ひろし〕の芸名で再デビューを果たします。 デビュー曲『よこはま・たそがれ』はオリコン・シングル・チャートで最高位1位を獲得するなど超大ヒットとなり、一気にスターダムに伸し上がりました。数多くの賞を獲得したほか、この頃から、左手にはマイク、右手は拳を握り、腰をシェイクする彼独特の歌唱スタイルが出来上がり、五木ひろしの代名詞となり定着していきました。 その後のヒット曲の数は極めて多く、日本の演歌界を代表する大物歌手となりました。歌手が熱望するNHK紅白歌合戦にも、1971年の第22回の初出場以来、2013年まで43回の連続出場を続けています。 五木ひろしには、次のような多くのヒット曲があります。 |
『細雪』 | 『千曲川』 | 『おまえとふたり』 | |
『契り』 | 『浪花盃』 | 『ふたりの夜明け』 | |
『山河』 | 『長良川艶歌』 | 『夜明けのブルース』 | |
『凍て鶴』 | 『おしろい花』 | 『博多ア・ラ・モード』 |